木造石炭車の下回りー(11)

昨日は昼前まで寝てしまい工作をする気持ちにならない。

今朝は頭もすっきりしたので午前中にCADで制輪子吊りの切削寸法など描いた。
 
達人の切削方法を参考に、Φ2のエンドミルで2時間ほどかけて削った結果は、薄い板厚には削れ過ぎて幅が一定にならない。
ちょうど新しいΦ1エンドミルが届いたので削りなおした。
 
大きいエンドをくるりと回すとそれらしい形にまるく削れるが、完全に切り落とそうとすると”くびれ”ができるので注意が必要だ。
若干大きい半径で削る方が良いように思われる。
(奥側はΦ2で失敗、手前がΦ1エンドミルで削った)

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くびれたのは内側に隠れる方に使えば見えないだろう。
明日削ってみることにしよう。
できないと思っていたが、やればできるもんだ、もう少し工夫が必要だ。

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木造石炭車の上回りー(2)

昨日は前回作ったディスク、制輪子を12度の角度をつけてΦ2エンドミルで外形を削り出した。
最初の原点とずれがあるのか微妙に外形が揃わず、個々に寸法を調整しながら切削した。
次回は一連の工程を考慮して座標をきめる必要がある。

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制輪子とヒンジ凸を切り出した。

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 木造石炭車の話題は1月に始まり、4月から製作している。
旋盤を購入してまもなく、フライス盤を導入するかを「森小路」さんと話していた際に「筋彫りできますよ」ということを聞いた記憶がある。
当時はPカッターで掘ろうとしていたが、定規がずれてあらぬ方向に切れてしまう時がある。
 
そんなことを思い出しフライス盤で木造貨車の「筋彫り」してみよう。
「森小路」さんの仰る方法がこのようなものか定かではないが。
 本来ならベーク板を敷くところであるが、長さ方向が足りないのでテーブルに直接クランプする。
 細いエンドミルだと先端の状態はよくわかるが、コレットチャックのナットで隠れて見えにくい。
使用できないΦ2エンドミルを旋盤に咥えてドレメルで砥石を回して先端をとがらせる。
外周を切断した真鍮板の直角、位置出しをするため精度の怪しいスコヤをテーブル上にクランプする。
真鍮板にフラットバーを乗せてクランプするが、クランプした側は作業できないので180度振り回し作業する。
位置決めが簡単なのでそれほど時間を要しない。
 
最初にエンドミルの先端を真鍮板上で”0.00”にリセットし、深さを”0.02”程度にしてテーブルを左右に送る。(エンドミルは回さず、モーターは停止している)
一旦、高さ(Z方向)を”0.00”にして次の筋を掘ると微妙に深さが異なる。
筋を一往復したら真鍮板の無いところまで突っ切り、次の溝を掘る。

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最初は片面(外側)だけのつもりだったが、時間はかからないので裏側(内側)も彫った。
4面合わせて1時間余り要した。

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不必要な気遣いは必要なく、位置合わせすればテーブルを一定の速度で送るだけで筋を彫ることができた。
妻板は後日彫ることにしよう。

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木造石炭車の上回りー(1)

 前回、フライス盤の段取りー(2)でヒンジの切削方法を検討したが、もうひとつあることがわかった。

4mm厚から1.5mm幅をエンドミルで長手方向に削り込めばよいが、1mm径のエンドミルでは効率が悪く、深く(1.5mm)掘るのは折れる確率が高い。
1.5mm径のエンドミルがあればよいが、1個毎に切り落とすのに手間が掛かりそうなので現実的ではないかもしれない。
 
土曜日の午後からヒンジを削る段取りを行った。
2mm厚の真鍮板を使うにしても外周を削り落すのに無駄が出るので、古い2.5mm厚の真鍮片を2.5mmまでフライス盤で削り込んだ。
 
適当に水平を出して、Φ3エンドミルで小口の高さを出す。
図面に従いヒンジ8個分+余分をΦ2エンドミルで凸状に削る。
ここまでおよそ段取り良く終わった。
生の真鍮(C2801)なのでカエリがたくさん出ている。
この日の作業は一旦終わるので、念のために全てのDROを”0.00”にテーブルを戻しておく。ここまで1日目、3時間ほど要した。
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2個目は失敗して左側が欠落している。

今日(月曜)午前中から凸部に1.5mm幅の凹部をΦ1エンドミルで削り出す。2か所目でエンドミル1本を折ってしまう。

そのあとは順調と思ったが計3本を折り、残り2か所は断念した。

最初の1か所は恐々作業をしたので30分ちかく要した。
終わるころには慣れて、1か所20分程度まで短縮した。

 残されたエンドミルは1本で、温存したいので、最後に1個ずつ切り離すための溝を深さ0.3mm程度削る。
カエリがあって汚かったが、耐水ペーパーの上で削ると綺麗に溝が掘れている。

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ベーク板に固定する方法がまだ決まっていないので、バイスの縁を利用して直角の位置出しをしたが、奥側が安定しないので角材を挟むような方法を考えてみよう。

Φ3エンドミルで深さ1.3mmまで溝を掘り、エンドミルの力が掛からないよう、ヒンジの高さが2mmになるようにΦ2エンドミルで深さ1.9mm、つまり0.1mm残るつもりだったが、反って歪があるので貫通してしまった。

2日目は7時間ほど要した。

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さて、どのように切り落そうか。
ヒンジの大きさは2x2x4.5mmで凹部深さ1.5mm

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ヒンジの穴も想定通り明けられるだろうか。
まだまだ続く

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フライスの段取りー(2)

一昨日の夜からは激しい雨で、最寄りの小畑川の水位が気になり工作に集中できない。

昨夜から水位も下がり、雨も小康状態である。
 
早く貨車の上回りに掛かりたいが、側開き戸のヒンジの工作に行き詰まっている。
CADでフライス研削の順序を検討していて、二つの案が考えられる。
とりあえず、「A案(A-1,2)」で試みる。
座標を見ると訳が分からなくなってきた。

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A案だと材料の持ち替えが必要になるが、B案だと二つの工程を持ち替えずできそうだ。

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フライス盤の段取り

以前から押し入れにベーク盤の厚板があって、切断方法に困っていた。
フライスで切れないかと試したら、思ったより簡単に切れて、仕上げもうまくできた。
寸法は適当だが概ね直角は出ている。
繊維状の網目が見えて、平面は確保されているように思う。

達人のブログを拝見していて、私に真似ができるものではないけれど、ヒントがあった。

ベーク盤をテーブルに敷いて、固定用の穴をあけようと思う。(電気配電盤に使うものだと思う)
薄板の加工ができないか試してみたい。
(ボルトは六角穴付きにして枕頭としたい)

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 一昨日、息抜きにレイアウトルームからパネルを引っぱり出してきた。
数年前に駅セクションを新しく作ろうと3枚のパネルを製作した。
350x900 2枚
450x800 1枚
即ち、全長2600mmのセクションだ。

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昨年末に製作した転車台は手前のパネルに作る予定だったものである。
16番時代に作った未完成のセクションから100番レールを数メートル分確保し、敷いてみようと計画している。
 
フライス盤のバイスに適当に100番レールを締め付け、Φ3.0のエンドミルで削った。
昔のようにヤスリでシコシコ削るのと違って、1時間足らずで準備を終り、組み立てる。
不要のプリント基板を切り出し、枕木としてハンダで組み立てる。
型紙通りに組み立てても誤差があって、調整が必要のようだ。

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あともう少し調整したらパネルに貼ることになる。
どのようなプランにしようか。
車庫にしようか、小ヤードにするか。

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木造石炭車の下回りー(10)

 昨日は調子が戻ったので朝からフライス盤の前に座った。

以前に平面研削したt=6.0の真鍮板をΦ10のエンドミルで両面を削り5.5mmで±0.05mm程度まで確保した。まだ少し凹凸が残るがこれが限度である。
 
前回旋盤で挽いた円盤をセットするために、中心をM3のタップと、位置決め用Φ1mmの真鍮ピンを埋め込んだ。
バイスの端面を利用して直角がでるように、クランプで締め付ける。

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円盤をセットしΦ1mmのエンドミルで座標に従い溝を掘るが最初の2か所2列はうまくいったが3か所めで3本も折ってしまった。
ちょっと気持ちが続かなくなって中断、ここまでおよそ3時間かかった。
段取りの方が長い。

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先輩と「ああだ、こうだ」と雑談しながら、あれやこれやと工作のヒントをもらい、今朝から気を取り直して続きを削った。
最初にエンドミルを降ろす場所を慎重にしたら1本も折れずに終わった。
この間、30分だ。慣れである。
(裏側の溝は見えないので省略した。しんどいです)

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再度旋盤でかるくカエリを落とす。
残りのステンレス端材で切り落とすためのガイドを作って放射状に切る。
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最初の真鍮厚板の隅にM3ねじを切り、円盤の固定冶具で仕上げる。

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大体の形になり、あとすこし細かく仕上げたら切り落とそう。
今日はここまで。
何か別のもの作りたいなあ・・・。

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