駅セクションー(8)
工作の気持ちが乗らないので別の作業をしてみる。
北海道駅のセクションは3年前に分岐器の設置は完了したが、トングレールの製作で停まっている。
転轍棒も量産しなければならない。
トングレールと転轍棒をハンダ付けする治具をベークブロックから削り出した。
トングレールもフライスで削るための治具を真鍮アングルから削り出す。
肉厚の真鍮アングルがあったので2枚を拝み合わせ、真鍮ピンを位置決めとした。
Φ0.7のエンドミルで溝を2本掘り、凸の真ん中で支持する。
溝は同じ深さで2本、左右勝手共通で挟めるように考慮した。
レールの高さを1.8mmとし、溝幅を1.7mmとしたが、僅かにせり上がるので1.75mmにしたが押さえが弱い。
アングルの厚さを削り、1.7~1.75mmで調整した。
使っているうちに摩耗してさらに調整が必要になるだろう。
1本あたり2分を要せずに切削できる。
最後に手作業で調整が必要にある。
量産には有効で生産性が向上した。
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