駅セクションー(8)

 工作の気持ちが乗らないので別の作業をしてみる。
北海道駅のセクションは3年前に分岐器の設置は完了したが、トングレールの製作で停まっている。
転轍棒も量産しなければならない。

トングレールと転轍棒をハンダ付けする治具をベークブロックから削り出した。
トングレールもフライスで削るための治具を真鍮アングルから削り出す。
肉厚の真鍮アングルがあったので2枚を拝み合わせ、真鍮ピンを位置決めとした。
 Φ0.7のエンドミルで溝を2本掘り、凸の真ん中で支持する。
溝は同じ深さで2本、左右勝手共通で挟めるように考慮した。
レールの高さを1.8mmとし、溝幅を1.7mmとしたが、僅かにせり上がるので1.75mmにしたが押さえが弱い。
アングルの厚さを削り、1.7~1.75mmで調整した。
使っているうちに摩耗してさらに調整が必要になるだろう。

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1本あたり2分を要せずに切削できる。
最後に手作業で調整が必要にある。
量産には有効で生産性が向上した。

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スロフ53を妄想するー(16)

 知人から要請があったので、くろしお号に乗車して和歌山へ行ってきた。

いつもは節約して紀州路快速に乗ることが多かったが、季節柄、混雑や暑さのこともあり特急に乗る。
おおさか東線・うめきた(大阪)駅ができたので初めて乗る。
阪急梅田駅からは少し距離があり、うまく乗り換えできるのか不安だったが、梅田ホーム~大阪ホームが15分で行けた。
通路を上がったり降りたり、工夫すればもう少し短縮できるだろうが通勤時間帯は混み合うだろう。

大阪駅(地下)は白浜方面へ行く人々が並んでいた

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ホームは今話題のミャクミャクが一杯だ。

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 BIOSの電池を交換したら、パソコンのメンテも無事終了し15時過ぎの紀州路快速で無事に帰宅した。
秋にもう一度行くことになるだろう。

 今月に入って暑さや寒暖差など、体調がイマイチだ。
何か悪いわけではないだろうが模型に向き合う気力がない。
少し手を付けては中断する。
 半日掛けて照明を自作する。
プリント基板の端面をフライスで整え、パターンはPカッターで溝を彫ったが間違いが多い。
思い付きでLEDを配置するのは慣れたが、なぜか点灯しない。
数個のCRDを交換したが一瞬点灯したと思ったら次はだめだ。
CRDが故障するのはよく聞くが、10個のうち3個が壊れたようだ。
ダイオードブリッジとともに新しいものを注文した。
とりあえずは形にはなった。次は仕切り壁を作ろうか。
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上はマロネ41、下はスロフ53、仕切り壁を通電する。

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スロフ53を妄想するー(15)

 しばらく機械工作の毎日で、ML-210を使う機会が多い。
今までは作業机の下から出してセットしていたが煩わしい。
片づけるのも掃除をして効率が悪い。

ほぼ毎日、旋盤で部品を作り揃ってから工作に入る。
途中で足りなくなると作業が中断して集中力も下がってくる。

 左脇には部品用の引出しが置いてあったが、場所を入れ替えて棚を固定した。
長さが足りないが、ML-210を常設できるようになり、部品が足りなくなっても追加製作できる。
少しは効率的になるだろう。
リベット打つ際も便利になる。

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 さて、久しぶりにスロフ53の製作に戻りたい。
もう2年もほったらかしになっていて、車体もほこりを被ってくすんでいる。
スロフ53を妄想するー(14)

あらためて調べてみると、スロフ53、スロフ51(52)の場合は、手ブレーキとシリンダーが遠く対角線上にある。
その関係で引き棒を何らかの方法で右から左へ取り廻す必要がある。
写真で見る限り、施工工場によるものかすべてが同じわけではない。

注)捕捉説明

事業用車、オヤ、オエ等では、片台車のみ最短経路で水平テコに接続する場合がよく見られる。

営業車の場合、編成で留置することもあるからだろうか、両台車が制動するようにシリンダーに結合されるのが一般的なようだ。どこかな規定はないかなあ。

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不鮮明な写真ではよくわからないが、鎖で車体を横断し、引き棒を結んでいるものと思われる。
スロ60の改造車、マニ36等でも同様の事例があるようだ。
オハフ41等の改造車でもその名残があり、概ね間違いないだろう。
久しぶりに客車の妄想に熱が入る。
あと少し客車に集中しよう。

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客車の体質改善工事

 旧作のマロネ41を2年前に改良しようと手を付けたがうまくいかず放置状態だ。
春頃から少し手を付けたものの手が掛かり中断していた。

この数日間は機関車の軸受けを削ったり機械工作が続いていた。
それも見通しがついたので客車に戻る。

時間は掛かった割にあまり良い結果ではないが、塗装をできる状態になったので研磨した。
残るは室内灯工事で、前回余った装置を代用しようと思う。

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トイレ、洗面のアルミサッシは塗装後に付けることにして、天候が良い日にマロネフと一緒に塗装準備に入りたい。
長かったなあ。

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マロネフ29(W)ー(13)

もう終わりかと思うが、手直しばかりで終わらない。

照明がうまくいかないので数日間放置していたが、組立て通電したら問題なく点灯した。

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電球色の表面実装のLED は一編成分は残っているので、あと数両分作りたい。

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尾灯の点灯回路は考慮していないので、何らかの方法で解決したい。
塗装前に何とか考えたい。
寝台室の区分、間仕切りと座席も考えなければならない。
あとは塗装を待つばかり。

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マロネフ29(W)ー(12)

 片面基盤で作った照明は、半球LEDで天井が低い二重屋根では窓からLEDが見えてしまう。
在庫のカツミ製パネルライトも厚みがあり同様に見えてしまう。

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アクリル板にスリットを彫った自作のものでは、照明が1個では弱くLEDは2個必要になるし照度も期待したほどの効果はない。

新たに両面基盤に表面実装LEDを自作したが、ハンダ付けが不安定なのかチラツキ出ることがある。

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もう少しテストが必要だ。

既存製作客車の配管作業はあと3両分で今週中には終わらせたい。
しばらく雨が続くので塗装は梅雨が明けてからになるだろう。

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