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2010年4月

貝島炭鉱・竪坑(1981年12月18日)

鉄道施設ではないが、貝島炭鉱、竪坑とホッパーを紹介しよう。
1981年12月、九州筑豊地方のローカル線に乗ろうといつもの仲間5人と筑前宮田を訪れた。
私とM君の二人はルートをはずれ、国土地理院の5万分の1地勢図を頼りに、筑前宮田駅からボタ山を越え磯光へ抜けようとひたすら歩いた。
当時、既に廃坑となっており、ボタ山からズリを搬出しているようだった。
ボタ山を越えた頃、眼前に大きな設備(竪坑)櫓が見えた。
付近には既に線路はなく、ホッパーの構造を観察すると線路があったことが想像できる。
当時は入手できる資料もなく、それ以上の情報を得ることはなかった。
 
今回ネットで検索し、「ちくまえ。の行動記録」さんのブログから、「菅牟田駅と竪坑建屋とホッパー」であることが明確になった。
かつては宮田線磯光駅から分岐し、専用線が延びていたことは地勢図からもわかる。
このときは時間も迫り、僅か15分余りの時間で周りを一周し、帰路に着いた。

①磯光方面から竪坑の全景
右手のホッパーは一段低い位置にあり、線路があったものと思う。
この設備の由来を知らなければ、廃墟にし見えない。

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②竪坑設備の側面
既に、鉄材と思われるものは撤去されたのか、コンクリートしか残っていない。
炭鉱というからには、どこに穴があるのか危険で、立ち入るのが恐ろしかった。

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③竪坑裏側、ボイラー室、機械室の跡か
既にガラス、屋根等は崩壊、レンガと窓枠らしきものが残る。

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④煙突
ボイラーがあったのか、高く上部は写っていない。

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⑤積込ホッパー
ホッパーは主設備より一段下にあり、ホッパーの構造が良くわかる。
鉄材は撤去され、スクラップとして売られたのだろう。

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⑥積込ホッパーから竪坑を見る
増設を意図されたのか、コンクリート梁から鉄筋が露出している。
僅かに作業通路とホッパー上縁に手すりが残っている。

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⑦シュート、側壁
側壁が何のためか破壊され、中に残った石炭が見える。

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今から思うと、もう少し時間を掛けて観察し、フィルムを惜しんでの撮影、もう少し細かく撮影しておくのだったと後悔する。
この訪問の後に解体されたのか、今は住宅地となっているようだ。

撮影日; 1981年12月18日
Camera;Convertible Horseman(Topcor65mm f5.6;6X7)

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柵原鉱石ホッパー(1983年5月8日)

1983年は西、南へと地方私鉄を訪れている。
前年までは定期的、1年に2回程度、近畿地方,九州や中部方面へ1~2泊で各地の鉄道を巡ってきた。
毎回ほとんど同じメンバー(もちろん趣味仲間)だが、時々趣味外の仲間が飛び入りで参加、もちろん夜の宴会が目的である。

5月7,8日に当時の仲間と岡山方面へ一泊旅行に出かけた。
新大阪で集合、新幹線で岡山へ
・岡山臨港鉄道
・水島臨海鉄道
・倉敷美観地区散策(泊)
・岡山電軌
・片上鉄道

それまでは、旅行の往復は移動時間、もちろん車内では酒盛りになる。
新幹線だと1時間、それなりに酒が入っていたのは間違いない。
各鉄道の訪問記はまたの機会に譲るとして、本題に移ろう。

駅の奥には大きなホッパーが見え、沢山の貨車が連なって停車している。

①本線から鉱山全景を見る
線路上、ホッパー後に山の上まで設備が見える。
右側は柵原駅ホーム手前に貨車整備の車庫や気動車の留置設備がある。
手前は鉱山を保守するための機材置き場だろう。

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②ホッパー全景
手前は秤量設備、3線の留置線がある。

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③④ホッパー設備
2軸貨車14~15両程度停車している。
無蓋車上の鉱石の山は3つ、各車2箇所程度シュートがあるように見える。
シュートは大小あるようだ。
貨車の高さより少し上に、通路(キャットウォーク)のように見え、梯子からシュート上に上ることができそうだ。
シュート上には、モータかシリンダ状の機器があり、作業員の操作で一斉に積み込みできるのか、または1両毎に手動で積み込みするのかは不明だ。

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⑤ホッパー妻面
大きな安全マーク、窓にはガラスも枠もなく素通しに見える。
なんとも怪しげな梯子の上に作業員の見張り台があり、3色の信号のようなものが見える。

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⑥⑦秤量設備
この設備が何のためにあるのか、今ひとつ疑問だが、
「60t秤量」と表記され、ホッパー同様に貨車に覆いかぶさるようにシュートがあるので、
秤量後、不足する鉱石を補充するためかと推測する。
2軸無蓋車2両が乗れる長さ程度か。
左端に信号のような標識が見える。

Katagami06

Katagami07

柵原に到着後、折り返しの1時間足らずの時間で構内の見学と撮影を終えた。
車両の見学、特に気動車の見学が主だったが、無蓋貨車の両数に圧倒された。
気動車など車両の紹介は別の機会に。

撮影日; 1983年5月8日
Camera;Leitz minolta-CL,40mm/90mm

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