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2017年4月

車掌車のストーブ

ゴールデンウイークを前倒しにして遠出するため、しばらく更新は止まります。
皆さんがお休みに入られる頃には何らかの報告ができるだろう。

さて、ヨ2000,ワフ35000と車掌車,緩急車が続いたので、ストーブの種類をご覧いただこう。
貨車用ストーブが設置される以前は、20L缶を少し小さくしたような円筒形(パイプ状)の七輪のようなものを持参して乗り込んだと聞いたことがある。倉庫の隅にそれらしきものが放置されていたこと思い出す。
戦後には石炭ストーブも設置され、大幅に居住性が改善されたのだろう。
私が貨車区に着任した頃はヨ8000形式が新製配備されて、最新型の石油ストーブが旧来のものを置き換えたもの見ることが増えた。
貨車用ストーブの種類には、
(1)ダルマ式石炭ストーブ
(2)ダルマ式石油ストーブ
(3)OS-2型石油ストーブ
このほかに「OS-1型」が
コキ10000形式等に設置されていたが、トンネルに突入する際、気圧の関係でストーブ上部の蓋が吹っ飛ぶことがあると聞いた。
OS-1型は1度見たことがあるが、該当車の所属も無く、撮影していない。
また、徐々にOS-2型に交換されたものもあるように聞いた。

●ダルマ式石炭ストーブ
出入り台がないので、ワフだろう。
写真には見えないが、出入り口引戸横に石炭を入れる鉄箱がある。
ワフ35000形式、「●出入り口と車掌弁」を参照願いたい
中が解るように灰箱を引き抜いてある。
 車両の振動も激しいためか、ダルマ下部の取付け耳部の欠損で交換されることも多かった。ダルマ本体は8000円くらいだったか、年間に数個交換していたように記憶する。

B066005

●ダルマ式石油ストーブ
前出の「ダルマ式石炭ストーブ」の火格子(ロストルと言っていた)を撤去し、灰箱内にバーナーを設置し、石油タンクから箱型の油量調整器を耐油ホースで結んでいる。
左隅の三角形の箱が石油タンクである。
末期には、部品の入手も難しくなり、OS-2型用の油量調整器に交換したものもあったようだ。
ヨ6055号車

B066006

B066003

B066004

●OS-2型石油ストーブ
ヨ8000形式で新設されたOS-2型を在来形式のストーブの代わりに転用した。
ドレンダメがタンクの下に設置され、油量調整器にはマイクロフィルターが装備されている。
また、ストーブ外部から電気式のファンで送風される。
部品点数も多く、油量調整器が高価なため、毎秋の整備期間に在庫が間に合わず苦労した。
ヨ14283号車

左上の窓際にあるのが電源スイッチのようだ。
石油タンク上部から車外へ空気抜き管が見える。

B066007

点火時は、上部蓋から火をつけた新聞紙等を投下して、電源を入れると添加する。
中央の丸いのが「のぞき窓」で着火状態を確認する。
左側に電動ファンが設置されている。
右側が締切りコックと油量調整器である。

B066009

タンク中央に白いカード(交番検査票)で整備状況が示されている。

B066008

模型ではこれほど細部は必要ないだろう。
必要がなければ内部に立ち入ることも無いので、見ることも少ないだろう。
完結

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ワフ35000

緩急車のワフ35000形式である。
車号; ワフ35028,35038,35334号車
撮影日;1981年4月

外観と詳細写真の車号が一致していないので注意願いたい。
緩急車のなかでも出会うことが多かった。
半分が貨物室で半分が車掌室のため狭い。
35028,35334号車は石炭ストーブである。
35038は石油ストーブのようだ。
ブロニーフィルムの現像タンク、ベルトのため現像ムラがあり、見苦しいがお許し願いたい。

●外観
ワフ35028号車

B012004

B012006

●サイドビュー
ワフ35038
B002016

●妻

B002017

B002018

●床下・電池箱

B051002

●発電機

B051001

●KCシリンダーと発電機

B051006

●KCシリンダーと電池箱

B051004

●石炭ストーブと煙突

B051005

B051007

●出入り口と車掌弁

B051008

完結

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ヨ2000-(2)

下回りを見よう。

●KCシリンダーと発電機
発電機と車軸ベルトプーリーの関係がよくわかる。

B009009

B009001

B009003

●発電機

B009008

B009002

●連結器下部から車軸を見る。

B007007

●車掌室
室内は汚れていて、私服で座るのは遠慮したくなる。
天井から「八」の字型に下がっている紐が、車側発炎筒につながっている。
左隅に見える三角形の箱が灯油タンクである。
石炭式ダルマストーブを改造した石油ストーブである。
ダルマの右に見えるのが油調整弁である。
製造当初はストーブも無かったようで、可搬式の火鉢状のものを持ち込んでいたと聞いたことがある。倉庫の隅に捨てられているのを見た記憶があるが、撮影していなかった。
ストーブには数種類存在したが、機会をあらためて紹介したい。

B009006

完結

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ヨ2000-(1)

車掌車のヨ2000形式である。
車号; ヨ2001号車
撮影日;1980年7月8日

戦前に製造された車掌車である。
ヨ3500と良く似ているが、違いについてはご覧の皆さんのほうがよくご存知なので詳しくは述べない。
吹田には10両ほど居た様に記憶するが記録はない。
仕事上、消火器の搭載台帳に記録されていたので、残しておけば良かったと悔やむ。

●外観

B007003

B007004

B007002

●ヨ5000号車(参考)
比較参考にヨ5000号車トップナンバーを掲載する。

B134003

●妻部
ヨ5000形式とはデッキ部の構成が異なります。
B007001

●デッキ

B009007



●下回り外観(シリンダー側)

B007008

●下回り外観(電池、発電機)

B007005

B007006

●番号板

B007009

下回りへ続く

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オエ61

救援車のオエ61形式である。
撮影日; 1980年2月27日
車 号; オエ61、大スイ(吹田貨車区)

オエ61が配備されるまえは、スエ31が配置されていた。
しかし残念ながら撮影しておらず、気がついたらオエ61に変わっていた。
前暦はマニ60でさらにオハユニ61から改造されたのだろう。
②端の名板から「昭和25年盛岡工場」と「昭和38年多度津工場」であることが読み取れる。

何度も見ていたのにもかかわらず、外観写真が鮮明に撮影できていない。
毎月、緊急時のための整備で入室することも多かった。
屋根上、室内は撮影できず残念である。
●オエ6176外観

L010635

中央の窓は下側を埋められているようだ。

L012833

L010630


●車端
①端

L010632

②端

L010621

●連結器とツナギ箱

L010622

●台車

L012834

L010633

●手ブレーキ引き棒
荷物室ドアは鋼体化されている。

L010631

●A制御弁と手ブレーキ戻しバネL010629

●A制御弁と水平テコ

L010628

上に見えるのは台車のブレーキ梁

L010626

L010634

●電池箱
上に見えるのは発電機釣り調整棒のハンドル
発電機は撤去されている。

L010624

L010625

完結

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十三クラブの運転会に参加

 永年、鉄道模型も鎖国状態(40年)でクラブへの参加はしていませんでした。

1月の京都トンネルクラブに続いて、「十三クラブ」の運転会に参加しました。
とは言っても鎖国状態と13mmに改軌して37年、厳密な13mmゲージの規格対応できていないので、走行は遠慮して最近製作の貨車を持参し、実車の話題で談笑して1日が早く過ぎてしまいました。
 多くの先輩方、普段ネットで拝見しているブログの方とお会いし、すばらしい作品を見てため息をつくばかりです。
 蒸気製作の技法や、塗装、レタリングのコツなどご教示いただきました。
 自分の車両があの場面に並べられるのか、今後はもう少し落ち着いて作品と言えるレベルまで腕を磨かなければなりません。今更この年でできるのかとツッコまれそうです。
 夕刻からは阿倍野へ場所を移して、鯛よし百番で宴会に参加して帰宅したのは24時前でした。
 お会いした先輩方、皆様、ありがとうございました。
(写真は撮っていますが、お顔が写っていたり、許可を得ていませんので掲示は遠慮しておきます)
ご報告としましょう。

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