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2017年8月

ヨ5000-(1)

車掌車のヨ5000である。
撮影年月日は省略する。

撮影場所は特記なき限り吹田貨車区である。
●室内1位側
ヨ13526号車
ヨ3500から、1段リンクから2段リンクに改造されたグループである。
1位側を見る。信号炎管、車掌弁設置側
引戸は木製である。
全般検査間もない頃で、室内は比較的綺麗である。
右手壁に手歯止めが装備されている。
テーブル下の箱は、工具箱でパイプレンチ、スパナ、応急処置用ブレーキホースなどが搭載されている。
扇風機が装備されている。

Yo135262

●室内2位側
手ブレーキ側デッキを見る。2位
ストーブはOS-2型(新型)が装備されている。

Yo135263

●引戸
木製の引戸である。
ヨ13526号車

Yo13526

●ヨ5000号車(水ワキ)
トップナンバーである。
2位側を見る。

Yo50001

1位側を見る
検査表挿し(右隅)に赤(洗)の表示票が挿してある。(ブリキ製の票)
交番検査の後、洗い線で車体を洗う指示である。

Yo50002

●ヨ5004号車(天リウ)
1位側
全般検査;昭和57年3月(1982年)
撮影;1982年6月
全般検査から3ヶ月経過のため、塗装は真新しい。
屋根布の継目は通常はアスファルトのため光沢があるが、現車は光沢が無く白っぽく見える。
上から見ることはまれで、事務所の2階から撮影することができた。
屋根上、左から2個目が煙突上部(煙突)である。
煙突上部は中心にφ200程度の蓋があり、煙突掃除の再に明けることができる。

Yo50041

2位側

Yo50042

●ヨ5056(水ワキ)
新製(5050~)されたグループである。
溶接構造でリベットがなく、スッキリしている。
信号炎管のカバーが角型である。

Yo5056

●ヨ5135(大ウタ)

Yo5135

●ヨ5829(門モシ)
5050~を低屋根改造している。
運用区間が表示されている。
直方駅

Yo5826

●ヨ5829(門モシ)
珍しく吹田貨車区に入線した。
運用区間が表示されている。
1位側
Yo5829

2位側

Yo58292

続く

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トキ25000・輪軸交換-(2)

前後の台車、反対側でも同じ作業を行っている。

●台車と車体の結合
台車を所定の位置に設置し、車体を降ろす。
台車の上に芯皿ピンが見える

B032005

●ササエ金を取り付ける
軸受けが台車から脱出しないように「ササエ金」をボルトで固定する。

B033004

●ジャッキを降ろす
台車と車体の結合が済み、ブレーキ引棒の連結が終わる。
妻板には、車体高さの計測結果が記録されている。

B032006

●ブレーキ試験
単車試験器をブレーキホースに結合し、ブレーキの締結、緩解試験を行う。
定められた時間で作動するか確認する。

B033006_2

●故障した輪軸
タイヤ擦傷、ブレーキが締結された状態で滑走したのだろう。
「×」印位置のタイヤに傷が見られる。
残りの3軸も何らかの傷があったのだろう。

B033003

●輪軸を配給車に積込む
玉掛をして、天井クレーンで吊り上げる。

B032007

配給車に輪軸を乗せる。
専用車のため、転がり防止の車止めが床に設置されている。
特にロープ等の締め付けはしない。
なお、画面右端に「転」(マル転)の票がさしてあり、転がる恐れがある荷が乗せてあることを示し、所定の検査を受ける必要がある。(当区の検査長が最終検査を行う)
このようにして、夕方の入換え作業で出区し、吹田工場へ送られる。
トキはこのあと、吹田操~梅小路操を往復の試運転を実施し、異常が無いか検査して営業に就くのである。

B033002

完結

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トキ25000・輪軸交換-(1)

無蓋車、トキ25000形式の輪軸交換作業をご覧いただこう。

車  号; トキ26317号車
撮影日;1980年12月26日
吹田貨車区臨検車庫、1、2番

トキ25000はタイヤ擦傷のため入区し、吹田工場に交換用輪軸を手配して、後日臨時検査で交換作業を行った。およそ半日に作業である。
全ての軸に問題があったのか記憶にないが、4軸同時に交換を行った。

●該当車トキ26317号車(左奥)、配給車トキ47300号車入線(右)
昼の入換えで各車が所定の位置に入線する。
トキはリフティングジャッキ手前で待機する。

B031003

●車体のジャッキアップ
ジャッキアップし台車を抜く
芯皿とマクラ梁、側受がよくわかる。
B031005

●台車と車輪を分離する。
台車を天井クレーンで上げるためのワイヤを掛ける。(玉掛)
すでに向こう側に新しい輪軸が準備されている。

B031001

●新しい輪軸と軸受け鞍(クラ)
「輪軸」と台車との間に介在する「クラ」である。
計測値が書かれているが、意味はよくわからない。

B031006

B031007

●輪軸と台車を結合する。
TR-209、円筒コロ軸受けのため、台車を上げれば輪軸は抜けるが、新しい軸を挿入する場合は慎重に4軸を同時に入れる必要がある。
各軸に人員が配置されている。
右手前の検査長が指示し、左奥の検査員が天井クレーンを操作する。
台車枕ばねは緩んで抜けないよう木製の「クサビ」が挿入されている。
TR-209の軸抜きは比較的容易だが、TR-41系の場合は台車枠を横から挿入するため、「揺れマクラ」と「側ワク」を知恵の輪のように組みながら行うため、難易度が高い。
私も一度だけ見学した記憶がある。

B031008_2

●交換した台車

B032001

続く

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トキ15000-(2)

下回りを見る。

●台車、枕梁
TR-40Cということである。(全盛期の国鉄貨車2より)

B104004

●ブレーキシリンダー
KC254x300である。

B103009

B103010

●水平テコと台車

B104002

上と反対側を見る。

B104005

●側ブレーキテコ軸

B104006

B104007

B104009

※もう1枚台車周りが足りないように思います。
全体の関連を図面等で解説が必要かもしれません。

完結

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トキ15000-(1)

無蓋車のトキ15000形式である。
蒸気機関車時代には欲しい形式だが、1980年ころには見かける機械は少なく、いつも尼尼崎の同じ番号が入区していた。
いくつかの世代により車体構造の違いもあるが、ご紹介するのは後期のものだろう。
同じく尼崎のトキ21200も種車が同様である。

車  号; トキ20572号車
撮影日;1982年7月6日
車  号; トキ21202号車(外観)
撮影日;1980年5月22日

●外観

B052001

B100008

B100006

●トキ21202
コイル鋼板専用車ということである。
他に同様の形式があったようだが、妻板にホロ枠が特徴である。
車体外観はトキ15000形式と大きな違いはないようだ。
下回りも撮影しているが、重複するので省略する。

B006001

B016011

●妻板

B104010

●側ブレーキテコ
側梁の梁せい(高さ)が高い。
車体が長いので、テコが中央部に設置されている。
テコの長さは意外と短いように思う。
側梁の向きが内向きのためか、踏段が外側に取り付けてあるのが、今回気がついた点である。

B104001

B104008

下回りへ続く

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トラ70000

無蓋車のトラ70000形式である。
トラ30000同様に車長は長く、側板は低く、45000と同様に鋼板張り床である。
床には何箇所か木材が埋められていて、釘などを打つことができるようだ。
トラ70000は昭和44年の配置表では4649両、それなりに沢山いたようだが、吹田に来る機会は少なかったように記憶する。
このときは交番検査ではなく、廃車の捕捉のため入区し、2両が同時に来たものである。
残念だが沢山の廃車該当車を撮影したためか、フィルムが底を突き、下回りを撮影できなかった。

車  号; トラ71875号車
車  号; トラ72166号車
撮影日;1983年10月
廃車予定車

●外観

L012725

L012726

●荷台を上から見る
プレス鋼板車は側板の反ったものが多く、保守も手が掛かる。

L012727

L012729

●廃車予定

L012730

完結

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トラ45000-(3)

トラ45000の一部は1982年頃に、妻板をプレス製から妻柱と鋼板製に改造されたものがわずかにいた。車号の頭に1を「トラ145000」のように附加された。

従来のプレス製は、重量物の積荷が、連結時やブレーキ時に妻板に追突し、変形する対策で実施された。
側板は従来と変わりはない。
写真は現像のミスで、粒子が粗く見難いがご容赦願いたい。
●外観
※床板は木製に張り替えられている。(2017/08/09追記)
側板最下部の幅(高さ)が短くなっている。

L011803

●妻板、荷台
※床板は木製に張り替えられている。(2017/08/09追記)

L011804

●側ブレーキ踏段
木板製からメッシュに交換されている。
※木製床板に張り替えられているのが良くわかる。(2017/08/09追記)

L011806

完結

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トラ45000ー(2)

下回りを見る。

●アオリ戸受バネと側梁

B107005

●側ブレーキ軸

B107004

B108001

●KCブレーキシリンダ、制御弁K-1
制御弁だけが黒く新しいのは、指定取替え(18ヶ月)で交換したのである。

B107008



B107007

B107006



●垂直テコ(1位)
制動主管、枝管がよくわかる。
横梁と側梁、リンク釣り受の関係がよくわかる。

B107003

B108004

続く

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トラ45000-(1)

無蓋車のトラ45000形式である。
一般にはよく見るトラで、現在も生き残っているものがあるようだ。
トラ40000の項でも解説したように、鋼板張り床板である。

車  号; トラ49319号車(外観)
撮影日;1982年7月17日
車  号; トラ47300号車(外観)
撮影日;1982年9月30日
車  号; トラ40867車(詳細)
撮影日;1982年7月17日

●外観

B108005

吹田工場の配給車で、外観は比較的良好である。

B125005

B108003

●サイドビュー
2017/08/09追加

B002031

●妻板

B108006

●連結器、緩衝器
緩衝器は、50t輪バネ緩衝器である。
妻板下部が塗装され黒いのは、このあたりが積荷による張り出しで破損が多いためである。ガスであぶり、変形を修正するのである。ハンマーで叩いたり、油圧ジャッキで押さえる。
軸箱守が薄っぺらい鋼板である。

B108002

B108008

●荷台
2017/08/10追加
床板は鋼板張りである。
奥の妻板、黒ずみはいわゆる「やいと(灸)」だろう、妻板の歪みをガスバーナーで焼き、水を掛けて冷まし、歪みをとるのである。
区所ではあまりやらないが、工場で修理したものだろう。

B100002

●走り装置
軸箱守はトラ40000と大略同じである。

B107010


●側ブレーキテコ

B107001

B107002

●側ブレーキ踏段を裏から見る

B108007

続く

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トラ40000

無蓋車のトラ40000形式である。
よく見かけたような記憶だが、外観を撮影する機会は少なかった。
トラ30000と比べると車長が短い。

車  号; トラ41279号車(外観) 
撮影日;1981年9月20日
車  号; トラ41071号車(サイドビュー) 
撮影日;1977年4月
車  号; トラ40867車(下回り)、
撮影日;1980年10月
●外観
妻板が高いのがよくわかる。

B120002

●サイドビュー
左側のトラ30000と比べると、妻板の高さが大きく違う。
いずれも木製床板のため床高さはほぼ同じである。
側梁が30000、35000と異なり、溝型鋼[が内向きであるのが異なる。
右側は45000で、同様に内向きであり、アオリ戸受バネが側梁に直付けされているのは同じである。45000は鋼板床のため高さが異なる。

B002002

●妻板(トラ40424)
2017/08/09追加

L011422

●連結器、緩衝器(トラ40424)
2017/08/09追加

L011427

●側ブレーキテコ

B023009

●側梁、アオリ戸受バネ
アオリ戸側板は高いが、受バネは短い。
受バネは側梁に直にボルト締めされている。

B023007

B023002

●シリンダー、制御弁K-1

B023003_2

B023010

●側ブレーキ軸、水平テコ、制動主管

B023006

B023004

●横梁、リンク釣り受
トラ35000形式以前と異なり、ワム60000などと同様に横梁上にリンク受けが固定されている。
横梁ー側梁の接続関係がよくわかる。

B023005

完結

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トム60000

昨日は夕立があったが、あさから暑い。
模型を作るか塗装の予定をしていたが、身の回りが慌しく落ち着かない。
何かせねばならないと、涼しいところでスキャンすることに。

無蓋車のトム60000形式である。
名古屋工場の専用車、配給車が入区するのは珍しい。
検査に入ったわけでなく、吹田工場から発送の間合いに仮留置されたものだろう。
検査にでも入ってくれたら詳細に撮影できただろう。
周りにトラ30015やトキ25000トップナンバーなどフィルムも持ち合わせが無く、真夏午前のトップライト、狭いし条件が悪く、これだけしか撮影できなかった。残念である。
一般車であればお願いして希望の場所に1日くらい留置できるが、専用車は即日返却しなければならないし無理である。

車  号; トム60287号車 (名古屋工場)
撮影日;1982年8月17日
●外観
「全盛期の国鉄貨車2」を見ると、新製時から2段リンクだったようだ。
他の無蓋車同様、くたびれている。
工場の配給車にしては標記も消えかけている。
思わずトム50000と間違えるところだった。

B016006

B016007

完結

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トラ30000ー(2)

下回りを見よう。

●側ブレーキ
トラ30000形式は車長、ホイールベースが長いためか、側ブレーキテコが中央にある。

L011606_2

L011605_2

L011614

L011615

●側ブレーキ軸

L011607

L011608

●ブレーキシリンダー、水平テコ

L011608_2

L011609

●制御弁K-1

L011617

●制動主管、枝管、自動スキマ調整器
通常の枝管は中梁を越えるが、この形式では中梁を貫通している。

L011622

●アオリ戸受

L011602

L011603

完結

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トラ30000ー(1)

無蓋車のトラ30000形式である。
トラ30015号車は度々入区しているのが撮影の機会は少なかった。
漠然と車長が長いと思うだけで、特に違いは知らなかった。

車  号; トラ30015号車(外観) 
車  号; トラ30881号車(外観)、
車  号; トラ30875号車(サイドビュー)
車  号; トラ31225号車(下回り)
●外観

B114006

B114007

B016008

右隣のトラ40000形式と比べると、妻板、側板の高さの違いがわかる。

B002001

●車号

L011601

●妻板

L011618

L011624

●荷台を見る

L011619

L011625

●走り装置

L011616

●連結器緩衝器
丙種引張摩擦緩衝器と思われる。

L011612

L011613

続く

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トラ35000

無蓋車のトラ35000形式である。
鷹取工場の輪軸専用として吹田工場へ入ることが多いが、このときは珍しく吹田弟1機関区に留置されいるところを撮影した。
トラ30000と比べると車長が短い。

車  号; トラ36266号車(外観) 
撮影日;1982年8月7日
車  号; トラ36267車(下回り)、
撮影日;1980年11月10日
●外観
車長はトラ40000と同じだが、妻板の山型が低いコトラである。

B113001

B113002

●妻板

B027004

●連結器、緩衝器

B027010



●側ブレーキ

B027001

●側ブレーキ軸

B027008_2


B027005

●側梁、走り装置
2段リンクである。

B027002

B027007

●ブレーキシリンダー

B027009

●制動主管、枝管

B027003

B027006

完結

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