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木造橋梁ー(2)

(2018/07/19追記あり)
どうも木造橋梁が気になって、阿寒、鶴居方面の空中写真を閲覧しましたがそれらしい川がありません。

簡易軌道見聞録には掲載されていませんが、図には「塘路」付近に線路図が示されていて、念のために空中写真の「塘路」付近を探してみると、塘路駅付近の川をまたいでる航空写真を見つけました。
●国土地理院・空中写真より
映画の画面の左側には釧網線があることになります。

Banka2

明らかに橋台の突起が確認できます。
よく見ると左上は短いスパンがあるので3+1スパンとなるのが正しいようです。(5スパンが正解?)
橋梁の前後はカーブし、川の蛇行は前回の画像そのものです。
映像では手前に水が流れているのも、地図の記号と一致します。
人家か作業小屋のようなものを確認できます。(映像では煙が見えている)
おそらく間違いないでしょう、ロケをするにも駅から近く、車で移動することも容易と思われます。
●現在の状況(GOOGLEマップより)
(前の画像とは上下、南北が逆です)

Banka3

ネットで調べてみると「植民軌道・阿歴内線」(あれきない)と解説されています。
昭和13年供用開始、昭和36年廃止ですから、この映画のロケの数年後には廃止されてということになります。
念のためにその後(1977年)の空中写真を確かめると、カラーで鮮明なため、5スパンあり、手前が破損していることがわかります。
更に1985年の写真ではすでに撤去されたのか跡形もなく、現在のようになっています。
塘路駅には降りたことはありませんが、1980年前後には道東へ数回訪れているので、当時発見していたらと思うと残念です。
これでおおよそが判明したのですっきりしました。
 
2018/07/19追記
この木橋について解説されているブログがありましたので参考に。
1977年に一部流失したようですが、すでに木橋ではなくなっていたようです。
トラスは4スパンが正しいようです。
完桔

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