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台車のできるまでー(1)

 木造石炭車の下回りは、担バネを組み込みまで終わったが、イコライザの高さ調整が必要になり、まだ完了とはいかない。

2019042501

オテセのアーチバー台車のできるまでをお話しよう。
まだ試作、確認段階なので量産化に入れるわけではないが、概ね課題は判明したので。

一昨年末に取り掛かり、実車の写真とTR-20の図面をもと検討をはじめた。
最初は、実物同様にフラットバーにボルトに見立てた真鍮線で串刺しにしたが、直線性が確保できなくて断念。
 次に、真鍮厚板から切り出した上部と下辺フラットバーを組み合わせたが、軸箱組立時の不安がありこれも見送り。
三番目に厚板からフレーム一体で切り出し、ブロック状の軸箱を組み合わせ、今回の試算品が出来上がった。
 枕、コイルばねも当初は一体とする構想であったが、先輩方のアドバイスで台車枠を4ピース、1台車を9ピースで構成することにした。
設計段階で約3%の収縮を考慮し設計を厳密にしたが、冷却時に厚板部の収縮による”ひけ”による、仕上げシロを見込んでいなかったことに気づいた。
 ボルスターの長さが不足することから、0.2mm真鍮板を貼って組みたてた。
量産に際しては、ボルスターの両面に0.3mmづつ寸法の修正をおこなう必要がある。
原型の修正とシリコン型の再制作である。
2019042502
上から、第一段階、第二段階試作、下3つが原型とロストワックス未処理、湯口切断加工済みである。
左下ボルスターと、接する箇所に”ひけ”が確認できる。

再度試作し、量産化の検討に入りたい。
なかなか道のりは長い。

続く

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