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2019年6月

台車ができるまでー(6)

 10日ほど工作から離れていた。
といっても何もしてないわけではなく、次回著作の編集に没頭している。
最初3日ほど、どのように解説を構成するか、図版を描いては中断し進まない。
早朝からMACの前に座って、とりあえず写真、図版を思いつくまま並べて編集しだしたら昼食を食べるのも忘れている。
昨日で写真も配置が終わり、解説を書いた。あとは図面と立体図を描くのにしばらく要しそう。
8月末ころには初稿を終わりたい。
あれもこれも書きたいし、ページ数もどんどん増えていく。

 10日ほど前に改良型台車のロスト部品が届いた。
最初に組んだ台車を見ると、片側が下がったように見える、0.5mmあるかないか。

穴あけジグの寸法に誤差があって、傾いているようだ。
フライスで基準の当たりを修正したついでに、両下端を2mmずつ段差を削った。

2019062801

バイスに固定する際に高さの調整が必要のないように設けた。

Dsc_1804

改良した治具と新型台車である。
揺れ枕とブレーキシューを一体としたので、1両あたり4工程を短縮できる。

2019062803

取り付け誤差でシューがタイヤに当たることがあったが、その心配もなくなった。
石炭車の下回り部品の検討が残っている。

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削りだしでチャンネル材を製作する

 1ヶ月ほど13mmの話題が続き、「OJは作らんの」と指摘を受けそうだ。

機関車の話題も久しぶりだが、テンダーのフレームを製作する。
以前より、市販のチャンネルではなく、板材から削りだしでできないかと頭の中にある。
[-5.6x1.2(チャンネル)は市販のサイズでは存在しないし、角が甘いのと剛性がないので考えていた。
真鍮薄板で曲げる方法もあるが、角がきれいに出ないし実感的でない。

Φ7快削真鍮丸棒から削り出すことにした。

●フライスのサポートプレートにクランプで締め付け、およそ半分までけずり平面を出す。

2019061301

●反対側も平面をだし、幅を約6mmまで削る。
微調整しながら約5.7mmまで削り込んだ。
残留応力なのだろう、わずかに反り上がる。

2019061302

●2本目の最後の最後、底を0.1mm削り込んだら底が抜けてしまった。
やりなおしである。
1本目=2.5h
2本め=2.0h
3本目=1.5h

3本目は両面、両幅削ったところで気持ちが折れて、およそ6時間あまりかけて今日はおしまい。
次回にへ。

2019061303

Iビームは作れるかなあ。

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レイアウト改修を検討する

 現有蒸気の走行試験で、駅セクションの根本的問題点が再浮上した。
現状、これ以上13mmに新たな費用を掛けたくないが、走らせると面白さを再認識する。

先般、愛知の13mmレイアウトを見学して、浮気心が出てくる。
現在の十帖相当(京間)の部屋は約4900x3900のうち半分を線路が専有している。
計画当初は旧暗室があるため、現状の配置しか選択肢はなかった。
暗室を塗装ブースにしたが使用する機会は少ないし、何らかの拡張方法がないか検討を試みた。
暗室の2方の壁は外壁で、その他2方は構造的に何ら関わらないが、柱は天井を支えているので撤去できない。

とりあえず壁を撤去し、下地を外せば見通しもよく線路用地は大幅に拡大できる。
ただ、暗室にある流し台、水道蛇口は撤去できないしい、ある方が望ましい。
というわけで思い切った線路配置を考えてみた。
現状の最大有効長5両(機1+客4)を10両(機1+客9)まで拡張できることが確認できた。
2列車同時運転、リバースくらいはできそうである。

見学したレイアウトはレイアウト高さ=1200mmで、下をくぐるのも非常に楽である。
当方の改修案では高さ=1100mmを想定している。

ここで、フレキシブルレールの入手は難しいし、現行の外周レールをそのまま利用するか、新たに引き抜きレールをハンドスパイクすることになる。
自作線路を考えると、3~4年の製作期間が必要となるし、その間、OJの製作も滞ることになるだろう。

13mmの新規製作はしない方針であるし、新たな費用の発生は厳しい。
あまり現実的ではないが、もう少し見極めをして判断したい。
2019061101

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9600原形二軸テンダーの整備ー(3)

 朝から9600原形の整備をした。
まず借用中のロッド類を二つ目9600から外して取り付ける。
元々16.5mm仕様を13mmに改軌しているので、いろいろ問題点もありそうだが、9600でも比較的新しい設計なのでギヤーボックスも現行品と変わりないので互換性がある。
 昨日作った新しい長いウエイトを削り、モーター上までかかるようにしたところ、索引力も改善した。
プラ貨車+石炭車=20両を勾配を登れるようになる。
バッファーを外したので開放連結器腕をつけないといけないことに気づく。
テンダーは2軸のままである。

二つ目9600の方は自作サイドロッドに中学の時エッチングで自作したC53のメインロッドに手を加え、ロスト製クロスヘッドとした。
残りの弁装置類は後日作ることにして。
以前から重心が前よりにあり安定が悪かったが、ギヤーボックスとウエイトが支障していたようでイコライザーが効いていなかった。
新しい自作ウエイトに少し削り込んだら改善した。
こちらも20両を索引することができた。
なぜか自作9600のほうが静かに安定して走行する。
ギヤーボックスの調整にもう少し調整が必要である。

さて、保有している蒸気機関車を一通り走行試験を行った。
(1)9600原形 =>概ね良好、後日塗装
(2)9600二つ目 =>弁装置自作要
(3)D51ナメクジ北海道 =>概ね良好、従台車の改良、機単間の長さ調整、「ウエイト改良要」
(4)D50長野 =>概ね良好、「ウエイト改良要」
(5)D52 =>ギヤーボックス改良
(6)C53 =>概ね良好、索引力不足「ウエイト改良要」
(7)C51 =>従台車支障、テンダー台車支障、「ウエイト改良要」
(8)C11 =>集電不安定改良要、「ウエイト改良要」
(9)C55 =>モーターなし、ウエイト自作
(10)E10 自作仕掛り
(11)4110美唄 =>ボイラー空制関係
(12)8620 仕掛り、ウエイト自作
(13)8800原形 エッチング板組み立て、ギヤーボックス自作要
(14)5500 =>走行関係整備、他社へ譲渡予定
(15)B6、2両 =>静態機

とこんな状況で、全てウエイトの改良が必要なので少しずつ改造工事行う。
天賞堂のEF58も休車状態なので、フレームと台車周りをフライスで削り直そう。
騒音が大きいので期待はできそうにないが・・・。

線路は数箇所、手直しが必要で、いずれの機関車も同じところで脱線する確率が高い。
工事計画を考えることにする。

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9600原形二軸テンダーの整備ー(2)

試走の結果、重量バランスが悪いので、もう少し削り込んで奥まで突っ込んだら改善が見られた。

4110用の長いものも作ったら良い結果だったので、もう1つ余分に作る。
少し細いが長いが削り込むとモーターの上まで入りそうなので、二つ目9600のも交換しよう。
削るのは易いが、旋盤とフライスの掃除が大変なので明日にしよう。
201906103

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レイアウトの復旧整備

 昨年の地震からまもなく1年で、線路の継ぎ目が外れ、本や材料も出したままでガラクタだらけである。
朝から整理整頓をして、床も拭き掃除して裸足でも歩けるようになった。
午後から線路の継ぎ目を復旧し、掃除機でほこりも除いて線路を磨く。
DD51は問題なく周回したが、客車はIMONカプラーとKDの接続に不具合があり、固定編成で前者に統一すべきと思われる。
8両の客車のうち、自作スロ51だけが度々脱線を繰り返す。
線路のねじれもあるが、右回り左回りとも同じ箇所で脱線する。
台車を確認すると中心ピンのバネが硬いのが原因だろう。
片側を取り除くと無事に周回した。

懸案の9600原形は空転しながら石炭車10両を引いたが、ウエイトの重量配分が悪いようだ。
モーターの上方に空間があるので、半円形断面のウエイトが必要になる。
2軸テンダーも安定しているとは言えず、3軸を新調したいが・・・。

今日のレイアウト作業はここまで、ウエイトを製作しよう。

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201906101

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9600原形二軸テンダーの整備

また13mm止めるのではと言われそうだが、既存の整備は行う。

自作の二つ目9600を製作したとき、一部の部品を借用しようと分解したが、ネジが固着し緩める際に前部デッキが曲がった。
2軸テンダーも軸受のハンダ付けが外れて集電不良が発生している。
20年以上前に塗装も終わり、お座敷レールでそれなり走らせたが、長らく放置状態で塗装も剥げている。
一週間ほど前に分解して塗装の剥離、洗浄してクレンザーで磨きだしておいたので修理もしやすい。

朝から不具合箇所の修復とテンダー軸受を簡易的に可動にしたら調子は改善している。
ロッド類の補充は必要であるがとりあえず塗装までしておきたい。

オテセ11000とセキ1を引くには相当する機関車は見当たらない。

大正6年頃に9600がオテセ9500を65両引いた記録写真があるが、そこまでは作れない。
二つ目9600は戦後の改造だし、D51はATS付き、D50は羽越線仕様であるし、適当なものはない。
そこで二軸テンダー9600でオテセ11000+セキ1は現実的である。
バッファーは前後ともに取り外し、テンダーを3軸にしたいが適当なものがないので、2軸のままでいく。
オテセかセキ1もあと5両くらいはほしいが、ここが最後とする。

オテセ11000が大正8年ころ、空制の配備が完了したのは昭和6年ということで、真空ブレーキのホースもデッキ下にするのが正しいようだが、現状のほうが形態的には好みである。
北海道の自連嵩上げは大正13年で、セキ1に改称は昭和3年、すなわち昭和5年前後のセキ1鋼体化ころと想定する。
昭和3年からカーダンパーの導入が決まり、8年に完成、翌9年から室蘭で使用は開始されたいる。
 カーダンパーの模型化で新しい事象が判明したので別の機会に考察したい。

201906092

 梅雨入りも近く、しばらくは雨になりそうなのでレイアウトルームの整理整頓をして、試運転でもしたい。
本来のウエイトは2つ目に譲ったので、4110で失敗したボイラーに鉛を流した。
細い目にしたつもりが、内部の突起物に当たるのでフライスで底を2mmほど、ギヤーボックスに当たるところに溝を掘った。
明日、4110用のウエイトも作っておこうと思う。

201906011

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カーダンパーを妄想するー(4)

 何に手を付けようか迷いながら昼過ぎになってしまう。
結局これしかないが、厄介なしごとばかりになるので気が進まない。

リブにハンダを流し、かるくキサゲしょりしてから使いみちのないリベット2列のウインドシルを中央部に貼る。
脇にリベット打ったアングルを取り付けた。

熱で歪んだのだろう、ねじれがでてしまった。

201906081

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カーダンパーを妄想するー(3)

 久しぶりに朝から8時間ほど工作に集中した。
補強リブを16枚とランボードを作る。
柱は「H型鋼」だと思われるが、0.25の真鍮板にスジ堀して3x6.5のチャンネルを自作した。
先般、大先輩からいただいた真鍮板で、0.25mmが薄すぎず厚すぎずである。
ところが思ったより腰がなく、切り出すのに慎重を要する。
市販にないチャンネルも自作できそうだが、当然折が甘くなるのは仕方がない。

貨車がもたれかかる方は大きなリブが4枚+4枚で、重くなる。
柱のほうは内側に鐵の塊、クランパーが支持されるので柱周りは補強の筋交いがたくさん入る。
古い1mmアングルの端にリベットを打ってそれらしくしたが、ハンダ付けの熱で歪む。
まだ仮組状態なので適度にハンダ付けしてキサゲ処理が大変である。

明日はガーダーのようにトラスの入った下弦材を作ろう。

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カーダンパーを妄想するー(2)

 M2ねじで仮組みする。
最終的には皿ネジで頭を沈め、前後面にアングルの付いた化粧板を貼り付ける。
リベットがいっぱいあるがどうしようか、アングルを円周上に曲げるなんてことができるんか。

カゴ状になったので、線路を敷くテーブルを4mmアングルとt=0.5で組んだ。
シフトするガイドレールをΦ2ドリルロッドを使い、Φ4真鍮丸棒にΦ2を貫通して通す。
柱と筋交いの通る構造が写真が少なく、構造がわかりにくいので想像で組みたい。
石炭車がもたれ支える側は⊿の大きいリブが4枚入ると思うので、薄板を使う。

石炭車が進入する、中心は左にずれている。

201906061

回転すると線路が右へシフトする。

201906062

とこんなイメージだろう。

底板の寸法が間違っているので修正しないと取り付けられない。

細かい仕事で進捗しないが、今日はここまで。

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カーダンパーを妄想するー(1)

 3,4日は古い9600原型2軸テンダーのロッドを作った。
自作の2つ目96にロッド類を転用したので足りない。
洋白ではうまく削れなかったので真鍮板で作る。
真鍮でも黒染すると落ち着いた調子になるので、こちらを選んだ。
とりあえずスルスルと転がるようになったので、後日つづきを製作したい。
分解時に上回りのハンダが外れたので、補修もしたい。

週末から図面を描くのに頭が一杯である。
数日、図面を描いては考えの繰り返しで、なんとか結論は出た。

カーダンパーの動き、ムーブメントを確かめよう。

直径7mの中心から230mmシフトして線路は進入する。
つまりカーダンパー内に石炭車が押し込まれ、230mmして回転する。

もうすこし正確には、回転しながら約5°でカムが外れ、石炭車の載る線路が230mm移動する。
同時に、上からクランパーが下がり石炭車の上部を押さえる。(p=5,200、4箇所)
クランパーはワイヤーでつられている(図では左)が、自身の重量で下がり石炭車の押さえる。
回転し、クランパーが緩まないよう、釣るのとは逆側(図では右)をワイヤーで引き締める。

石炭車の横は押さえられることはなく、シフトして下になる側の鋼板にもたれかかる。
およそ155°回転し、石炭を排出したあと元の位置に戻るが、クランパーが上昇し、カムに押され線路が230mm平行移動して戻る。

図をごらんいただきたい。
201906051

クランパーはワイヤーで吊られているがモーターで引き上げているのだろう。
反対側の締める側もモーターと想像するが、詳しい機構は不明である。

とりあえずt=0.5、0.8の真鍮板で切り出した。
20190605

さて、このムーブメントを模型でどのように実現できるだろう。
シフトするところは実物同様カムでできるだろうか。
クランパーの駆動する動力をどうするか。
一つだけアイデアがある。うまくいくかな。

この他にも石炭車を押し上げるミュールカーの実現方法は未解決である。

石炭車の押し込みと送り出しをできるのだろうか。
まだまだ未知数である。

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