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近況報告

 暑いです、避暑から戻ったと思ったら、梅雨が開けて猛暑が続き工作も止まります。
一昨日は就寝前に悪寒がしたが数時間でそれも治まった、何が原因なんだろう。

 先日、暑さしのぎにビールを飲もうと情報交換を兼ねて集まり、気持ちもリセットし再開したいと思うが。
次回著作も図面トレースで不鮮明な箇所も多く作業も行き詰まっていたところ、何とか読み取れる図面の提供をいただき、意気揚々といきたいが・・・。

これが思った以上に進まないし、詳細に見ていくと寸法以外にも一致しない箇所が多く見られ、どこまで網羅すべきか、予定していた期限をすこし先送りするか判断が鈍っている。
今週末には注文していたロストワックスの部品も届く予定なので、石炭車の工作も最終段階に入れそうだ。 

 ネット動画で興味あるものを見つけた。
以前よりタイトルは何度も目にしていたが、見ることもなく流していた。
ところが注視してみると、興味深いことに気づいた。

「天北峠に挑む9600」である。
「昭和47年」製作ということで、勝手に「ヨンサントウ以降」と思い込んでいたので流していたのである。

映像みると画面は鮮明で35mmフィルムで撮影されたのではないかと思うくらい美しい。
カメラワークも並走や俯瞰、炭水車上やボイラ上から撮影したりと、機関士の演出もされているようだ。
天北峠なので機関車は名寄の49762号で、確かに昭和44年の配置表に記載されている。
 この映画は昭和10年頃を想定して、昭和47年ころに制作されていることから前年、昭和46年の撮影であると想像した。
つまりヨンサントウ以降に撮影されているわけで、本来なら機関車にはATSが装備されているべきである。
この49672号にはATSが装備されていないのか、撤去されたのだろうか。
 貨車についてはスム1、ワム3500が20両ほど連結されており、本来なら65キロ制限の黄帯と「ロワム」「ロスム」の標記があるべきだが、それが一切みられないのと、車体の塗装も新しいのか標記も白く鮮明である。
最後尾のワフも本来は「ロワフ121???」となるべきが、「ワフ21000」で最後尾は尾灯ではなく「赤色円盤」が取り付けれている。
服装も古い制服や、外套を着用していて、古い時代を再現しているように見える。

 国鉄の記録映画とはいえ、これだけ凝った装備で撮影したと感心する。
途中18分過ぎに、勾配を後退して一旦自連を遊間を持たせ、再始動するところは注目したいシーンである。

ちなみにネットで検索して49672号の昭和46年頃の画像を調べてみたが、やはりATSは付いていないようである。
この画像にはスム1やワム3500が写っていて、名寄近辺には多く存在したことが伺える。

さて、ATSについて、友人の指令長氏曰く、「ATSがなくても故障しても、指導員を1名添乗させれば運転できるよ」ということだが、緊急対応の判断だろうし、この時期までATS未装備だったというのは想像できない。

非常に興味深い映画で、模型製作に発奮したいものである。

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コメント

お久しぶりでございます。随分以前にこのビデオを購入しました。昭和46年頃の「蒸気機関車」誌でこの映画の、紹介記事が掲載されていたかと。この映画の為にATSは撤去されたのこと、なかなか思い切ったことをしたようです。おっしゃる通り、貨車の黄帯も抹消されていましたね。

投稿: 解結貨物 | 2019年8月 7日 (水) 23時48分

おお、やはりお気づきでしたか。
のんびりした時代だからこそできたのでしょう。
走る列車の横を足元の悪い状況で歩くなんて、考えられません。
ちょうど、これら貨車のことを調べていた最中で、ひとり気持ちが高揚しております。
たぶん、木造貨車が走る映像を見るのは初めてです。

投稿: みつる | 2019年8月 8日 (木) 19時15分

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