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客車の床下表現を考える

 このところ久しぶりに客車に没頭している。
どこまで床下表現するのか迷うところだが、40年ほど前に疑問を晴らすべく撮影し始めた成果が著作となった。
原点に帰り、振り返りたい。

昨年、著者から「オロ61の床板の敷く方向を知りたい」、床板を表現したいと。

 近年、市販完成品を見ると細かい表現がされ好ましいが、すこし過剰かと思うこともある。
中には、「はあ?」と疑問に思うものが見られた。

製品の批評をするつもりはないが、わからないのなら表現しなければ良いものを、だから間違うのだと思う。
メーカーは伏せるが、
台枠の表現は良いとして、床板の表現は正しいのだろうか。

貨車の場合は、台枠上に枕木方向に床板(幅200mm前後)を並べるのが一般的である。
ところが客車は一概に同一方向とは言えず、形式毎に異なるようだ。

その模型製品は、枕木方向に一律に並べた状況である。

実際の車両を見てみよう。
ありあわせの写真からの例なのでわかりににくいが。

スハフ32(北海道)座席下の例
2023042501_20230426120901
スハフ32(北海道)通路例
2023042502_20230426120901
スハフ45(北海道)の例
2023042503

特にスハフ45の例(スハ43等も同様)では、横梁の上に根太がレール方向にあり、その上に床板が枕木方向に敷かれている。

模型の例を見ると、根太の表現はないし、通路方向も同じ方向で辻褄が合わない。

ただ、優等車や荷物車の場合は同じとは言えず、スロ60等の場合は根太が枕木方向で、床板はレール方向である。
この場合は、リクライニングシートの固定に配慮して配列したものと思われる。床板の幅も狭い。
荷物車の場合は、荷擦用の桟があるのでそれもあるだろう。

キハ22(北海道)の例

2023042501

車種、用途によって床板、根太の配列は同じと言えず、各々形式毎に異なると考えて配置すべき。
いや、表現せずとも良いだろう。写真で見ても良く見えないから。

まあ、自分で納得できる範囲で表現するのは自由だけれど、製品として販売する場合は如何なものか。
勝手にやってくれい!!

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