« 2023年5月 | トップページ | 2023年7月 »

2023年6月

旋盤・三つ爪チャックの精度・続

 ミニ旋盤は打出機としては満足で、活躍の機会が増えるだろう。
旋盤としても小さく、工作台の前に座って操作できるの便利だ。

前回、話題にした精度について、知人がある方法で改善できることを教示いただいた。
そのようにうまくできるのだろうか、リスクはある。

改善方法はここでは明かさない。
自己責任であるし、もし真似されて失敗があってはいけない。
もし知りたい方があればメールでもいただければ、直接説明したい。

 さて結果であるが、若干の調整に時間を要したが、コレットチャックと同程度の精度を得られた。
元々、三つ爪チャックは精度を期待できないが、自演のように±0.1mmというような数値だととても使う気になれない。

ということで、最終結果は。

±0.1mm(最大0.2mm)=> ±0.02mm以下(最大0.03mm)

であった。
しばらくは、使う機会が増えるだろう。
客車の部品も自作することが多くなるだろう。

念のために、FL-350のコレットチャックを計測したら、±0.01mmていどだった。
※コレットの違いで、数値が異なることが判明した。
用途によって使い分ける必要がありそうだ。

| | コメント (0)

9600を作るー(28)

 打出機の改良も概ね期待通りだった。
もう少し、リベットの頭を小さくできないかが課題である。

試し打ちのため、9600形式の6-13テンダーをフルに打った、2時間弱要した。

長手方向は少し誤差が出る傾向があり、位置がずれることがある。
真ん中から半分ずつ打つのが望ましい。
送り機構の最大長さは155mm程度で、D50やC51のテンダーの場合は左右に分けて打つことになる。

2023062604

2023062605

| | コメント (0)

打出機改ー(2)

 朝7時から工作室に入る。

4mm、2mm厚のフラットバーがあったので、打出機の真鍮板を固定する金具を作った。
刃物台のベッドに4mm厚を固定すると滑るので、0.5の段差をフライスで削った。
幅が広く、バイスに挟めず、ベッドに固定して削る。

刃物台が凹ダイより高いので、押え板はフラットバーの裏側に取り付ける。まだ改良の余地あり。

2023062601
0.1mm程度のシムを挟んだほうが並行に抑えられるように思う。

裏側の段差、真鍮板押さえ板は、少し前に出して乗せやすいようにした。

2023062603

試し打ちの結果、右が以前の9600で、左が今回の結果で細くなっている。
まだ深さの管理ができていないので、もう少し改良の余地がある。

2023062602

さあ、9600のテンダーをもう1個作ろうか。

客車の続きに戻らないといけない。
来客も一段落したので、工作を続けたい。

| | コメント (0)

打出機改

 6年ほど前に作った打出機(内田式)だが、チャックの主軸の問題で精度に難があった。
昨年末にチャックの固定を改良したが、送り機構にも不満がある。

チャックの改良

 旋盤が増えたが、使わないときは打出機にもなるよう改造した。
送り機構はスムーズなことに期待した。

 芯押し台を外し、端材のから丸棒(円盤状)をレール上に固定する。
旋盤は角材で嵩上げし、打出機を土台の合板に固定した。

凹凸の調整は難しいが、以前より細かい調節ができるようになり、細いリベットも打てるだろう。

2023062501

明日はフラットバーから真鍮板を固定する金具を作ろう。

| | コメント (0)

旋盤・三つ爪チャックの精度

 訳あって、もう1台旋盤が増えた。
サカイのML-210で、従来のFL-350に比べて小さく8㎏程度、必要な時に工作机に移動して作業もできる。
このミニ旋盤を扱うのは初めてだけれど、仮置きして余り物の合板に固定して作業してみた。

感想は、扱いやすい。
椅子に座って作業できる。
安全装置(緊急スイッチ)がないのは不安。
刃物台を交換する必要があり少し不便か。

5年前、FL-350を導入する際にも検討したが、市場からは廃盤で入手は難しかった。
だからFL-350は必然であった。

 さて、知人の指摘で主軸、三つ爪チャックの精度を計測してみた。
精度の高いドリルロッドは無いので、Φ10のエンドミルを代用し、何度か掴む場所を変えている。

当初、初期の状態でゲージで振れ(偏心)は

±0.1mm => 最大0.2mmであった。これは納得できない。

同様に、純正のコレットチャックで計測結果は

±0.02 => 最大0.04mm であった。

丁度、知人のML-210の整備をする機会があったので計測した。

±0.03mm => 最大0.06mmであった。思ったより大きい。

同様に、純正のコレットチャック(同じコレットを使い)で計測結果は

±0.02以下 => 最大0.04mm であった。

 現状の三つ爪チャックの計測値には不満があり、調整を試みた。
このミニ旋盤ML-210では、主軸(Φ22.00)と三つ爪チャックの穴は嵌めあいで、調整代は無いのである。
因みにFL-350の場合は僅かに調整代があり、ゲージを使って三つ爪チャックの芯を限りなく小さく調整できる。
さて困った、何も対処できないのか、メーカーに調整をお願いするしかないのか。

 改善は期待できないが、無理を承知で試みた。

(1)三つの爪の取付位置を、順番を右回りにずらしてみる。
(2)チャック取付ボルト3本を1か所づつずらして取り付けてみる。

●結果
ここで、手元のML-210を 「A」とする。 知人の預かったML-210を 「B」とする。

機械記号  コレットチャック 三つ爪チャック(初期)  (改善後)
A     ±0.02      ±0.1           ±0.06 (最小値)
B     ±0.02      ±0.03          ----
      ※ただし、計測に使った、ロッド(エンドミルのシャンク)径が異なる。参考値

上記結果から、目標値としては±0.05程度、つまり最大(直径)で0.1mm程度を目標にできれば。

 ご指摘いただいた知人から改善方法を教えていただいたが、自分で加工する自信はない。

当初、三つ爪専用機として目論んでいたがERコレットチャック専用とし、FL-350を三つ爪チャックとすべきだろうか。
もう少し、何らか模索したい。

 

| | コメント (0)

久しぶりの運転会

 昨年の25周年運転会のあとは車両を走らせる機会はなく、新しい車両の製作もなく集まった仲間と車両談義に終わることが多い。
前夜、木製道床のお座敷レールで客車の試運転も終わった。

太秦の運転会は2020年以来で、組立レイアウトのつなぎ方もわすれてしまっている。
 昼前に組立も終わったころ、いつものメンバーに加え、遠方からのお客様も来られた。

東京からゲストで参加された、「サンダーバード」かと思ったら、ダイソーを改造したショーティーのフル編成だった。
2軸の走行装置とはいえ、前照灯も尾灯も点灯する凝った工作である。

2023061002 2023061001 

二日目(11日)は参加者も少なく、午前中に特別二等車編成を走らせた。
機関車はD51北海道しかなかったが、まあ快調に重い5両を牽いた。
2023061103

2023061101

蒸気時代の列車交換を思い浮かべた

2023061102

ゲストで来られた方と、国鉄時代の客車の話題で午後を過ごした。

さて、次は秋の私市合運だろう。機関車の製作も始めなければ。

| | コメント (0)

スロフ53を妄想するー(14)

 今日は8時出勤で、快調である。

スロフ53の電池箱はパーツを使うつもりだったが、ちょっとノッペリした感じで真鍮地肌もよいので自作した。
スロ60同様だが小型のため時間もかからない。

2023060301

裏側は次回に持ち越し、明日のためにスロ60を進めることにする。

旋盤で挽いた車軸発電機に取り付け用の1mm幅でスリットをフライスで削る。
制御弁と同じくベースに大梁と小梁を貼り付け、1mm厚から一体に切り出した発電機吊りを貼り付けた。

2023060302

2023060303
床下を覗くとすかして見える、苦労して作った成果がある。
2023060304
電池箱や機器の立体感が良いなあ。
それにしてもホワイトメタルの部品は便利だが、すっきりしない。自作するわけにもいかないし。
明日は久しぶりに客車の話で盛り上がりそうだ。

| | コメント (0)

スロフ53を妄想するー(13)

 家事の都合や雨が降ったりで工作室が遠くなる。

スロ60の部品に手間取り、スロフ53が停滞している。
スロ60冷房(架空)の1100L水槽と同じ手法でスロフ53の950Lを作った。
オロ61の水槽はFRPかアルミと思われ、外装の帯板はリベット無しとする。
上からオロ61(水槽は曲げただけ途中)、スロフ53、スロ60冷房

2023060102

照明用車軸発電機はパーツは使用せず、丸棒から挽いた。ちょっとお尻が長いので手直し。
横梁を一か所撤去し、AVシリンダーと空気ダメを一体にベース上に組み、横梁もこちらに取り付ける。
あとは配管したら組みやすく、何度も手直しがしやすい。
車軸発電機も同様に別付けにする。

2023060101

水揚げ弁、空気ダメ、発電機制御箱を取り付けたら概ねおしまい。
なかなか重々しい。

2023060103

さて、スロ60を冷房化して重量は増える。
オロ61は冷房化でスロ62に、ナロ10はオロ11になった。
ところが、形式記号はスロからマロに、数字の1の位を一つ増やすにしてもオロ61の数字と重複してしまう。
なので、特例で「マロ60」としたい。

| | コメント (0)

« 2023年5月 | トップページ | 2023年7月 »