趣味

京都文化博物館(シアター)

今週はペーパークラフトの製作のため模型工作はお休みです。

合間をみて簡単な作業はしていますが。
 
午前中は予定があったので午後から文化博物館のフィルムシアターを見てきました。
前回は9月だったので3か月ぶりです。
 今回の上映は「西鶴一代女」(1952年新東宝)で、田中絹代、三船敏郎、進藤栄太郎、沢村貞子の顔ぶれです。
物語は井原西鶴の原作「好色一代女」らしいですが、その名のごとく内容です。
これでもかこれでもかと、負の方向に落ちぶれていく女性を描いています。
若き「田中絹代」が美しく、フィルムの状態も良く、音声も聞き取りやすく感じました。
眼鏡を間違えていったので、最前列に1人座りました。
全150席くらいでしょうか、100人程度の入りでした。
いつも半分以上は埋まるようです。
 
もうひとつ、いつも特別展を見るのですが、今回は「至宝をうつす展」が開催され、パネルの写真に目を引かれました。
 内容は文化財の実物大複写(写真)の印刷、「コロタイプ印刷」を紹介するものです。
世界的にも廃れた技術で、日本では京都の便利堂さんで技術を守るための活動をされているようです。

20180110

原寸大に撮影した乾板写真を基に印刷します。1枚の壁画に20枚程度撮影が必要です。
全紙大乾板を組立暗箱を専用の足場でコマ撮りし、木製のX-Zテーブルのようなもので移動するわけです。(コロタイプ印刷の仕組みは省略します。)
 全紙版の組立暗箱の展示も興味ありましたが、焼失前の法隆寺壁画を撮影した「1/3大の金堂壁画撮影模型」や「高松塚原寸撮影模型(1/1ジオラマ)」は「ジナーS5x7」が設置され、興奮ものでした。(ジナーSは憧れのカメラです)
 撮影写真から復元した壁画を再現されています。
昭和10年に撮影された焼失前の法隆寺壁画の複製(モノクロ)は展示場に入らず、上下は巻いたままの展示されています。
現在の法隆寺復元画は同時に撮影された3色原版から復元され、ガラス乾板は重要文化財に指定されているそうです。
 偶然、見ることができた展示ですが久しぶりに気持ちが昂るひとときでした。

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45年前のランドナー

模型の進捗も報告することがたくさんあるのだが、見かけは何も変わっていないし、もう少し目に見える形なってから報告するとして。

 一カ月ほど前から毎朝、自転車で一時間走ることになって、毎日達成感でその一日が穏やかに暮らせるようになっている。
この数日雨が続いてそれもできず、今朝は久しぶりに鞭を打って上り坂に挑んだ。
先般、パンクで後輪のタイヤがツルツルに摩耗して、レストアして9年たったことに気が付いた。
最近は車で出ることも多く、自転車は軒下で雨風に打たれることも多い。
 もうすこしで半世紀、高校1年の初夏に手にした自転車、もう45年である。
当時の高卒初任給より少し高く、今から思えば高価な自転車で、友人の影響からランドナーを選んだ。
 先日、初対面の方と自転車の話になり「ロードですか?」と、今時は「ロードレーサー」のはやりのようで、返す言葉に困り、「古い輪行です」と答えた。
 ランドナーとはいまはほとんど消えた自転車の名称、ノスタルジックである。
昨今はロードやシティサイクルというジャンル分けになるが、スピードは「ロード」、遠出するのは「ランドナー」「輪行」「キャンピング」というジャンル分けであったように記憶する。
 結婚後は安価な27インチシティサイクルで通勤に乗ることが多く、実家の物置で15年ほど放置され、幸い捨てられることもなくタイヤは朽ち果てていた。
 50歳に思い出したように古いランドナーをレストアして9年、そのタイヤも摩耗し限界である。
 先日、ネットショップで探してみると「ランドナー」仕様のタイヤは各メーカーが製造を中止し、1社「Panaracer」のみがランドナー向けのタイヤがあることを知り、注文した。

新旧タイヤとリムテープ、チューブ、タイヤはすでに劣化してひび割れている。(前輪)
元は「26インチ1  3/8(1/2)」を「「26インチ1  3/8」に換装したが、今回は元に復し「26インチ1  3/8(1/2)」に戻すことにした。
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たぶん家族や友人のを含めもう数百回はタイヤ交換を経験経験しているが、何度やってもいやな作業である。
古いリムテープは弾力性もなくなり、所々に砂が入ったり、手持ちの在庫品を使用した。
リムは問題ないが、表面は表面処理が荒れている。
スポークの折れやゆるみ、狂いもないようだ。

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以前のタイヤはタイヤレバーを使っても装着に手間取ることが多かったが、今回はタイヤが若干太くなり、その重量を抑えるため側面が薄く装着が楽だった。
タイヤレバーも使う必要がない。(遠出時のパンク修理も楽だろう)

タイヤを交換しただけで生き返ったような前輪、新しいロゴが目立つ。
若干太くなったタイヤが、懐かしいランドナーの印象である。

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ハブのベアリング、グリスアップもしなければならないし、クイックハブのシャフトの錆も手当てしないといけない。
続いて後輪の交換もすることにして、たぶんこのタイヤ交換が最後になるだろう。
あと何年、このタイヤが製造されるのか。
北海道でも走れば、もうこの年では。45年のランドナー健在である。

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