シキ115

シキ115とシキ180

シキ115形式の写真を整理しながら気付いたのは、3軸台車がシキ180と類似しているように感じたことだ。

シキ115の寸法を確認できたわけではないが、同じと思われる。
●シキ115の3軸台車
車端から、イコライザー2軸+1軸である。B-AB021004
固定端は内方
●シキ180の3軸台車
シキ180形式は2+3軸であるが、3軸台車を示す。
カラーポジからモノクロ変換した。
車端側(右端)の2軸台車の次に3軸台車はイコライザー2軸+1軸である。B-A
何れも担バネの種別は十六種で同じだ。
固定端、イコライザー支点の形状も類似している。
Sk180004
固定端は内方

●1段リンクの固定端(シキ180)
B109007

●イコライザ支点と固定端(シキ180)B109010

●3軸台車の遊間
「三河のK.W.」さんから「中央軸に横動を許すような仕掛けになっているのでしょうか?」との指摘があったので写真を拡大してみると。
担バネは1段リンクで支持され、左右の遊びはほとんど見られない。
拡大するとシキ115の軸箱裏に隙間があることがわかる。B022006
同様にシキ180の場合もB110003
1段リンクには左右動の余裕は見られないが、あるとすれば軸箱と担バネの間にも遊びはあるだろう。
また、軸受メタルと車軸ジャーナルにもわずかに左右動はあるだろう。
正確な寸法は不明であるが、以上のような状況から左右動を吸収しているのではないだろうか。
「三河のK.W.」さん、興味ある指摘をいただきありがとうございました。
完結

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シキ115-(2)

続いて下回り、台車周りを見よう。
●端梁・連結器(前位)11b022002

●台車(後位)
空気ダメは台枠に装架され、大きく張りだしている。
12b022004

14b022006

●制輪子釣りの形状
制輪子釣りの形状が2軸貨車と異なり、調整ハンドルが下部にある。
13b022003

●連結器(前位)
連結器、緩衝器は横コッター式である。
中梁にコッターとピンが見える。

15b134001

●台車(後位)
ブレーキハンドルの構造がよくわかる。16b021007

●ブレーキシリンダ
シリンダは台枠に装架され、大きく張りだしている。

17b021005

18b022007

20b021004

19b021010

●台車下部を端梁・連結器下(後位)から

21b021008

●台車(後位)から台枠を見る

22b22021009

詳しく検証した訳ではないが、シキ180を小ぶりにしたような構造に感じた。
参考;鉄道模型趣味(1999年1月号、650号)「大物車シキ180」参照
完結

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シキ115-(1)

大物車のシキ115形式である。

車号;シキ116号車 
常備駅;塚口駅(三菱電機)
撮影日;1980年10月,1982年10月29日

三菱電機所有の私有貨車である。
当時は度々吹田貨車区へ交番検査で入区していた。
骨太な中央大枠は高低さもあり、前出の大物車と異なり力強い。
●外観(前位)
この日は5番線(中央)に入線し、天候も良好で天井から綺麗な光があり、全体に光が回り綺麗だ。

01b134005

偶然、コキ10000形式が入り、見通しが良かったためよい条件で撮影できた。
余談だが、コキの台枠内は多くの配管がよくわかる。
●外観(後位)
この車両は前後共同じ台車であると思われるが、ブレーキハンドルは片側しか装備していない。
4番線は撮影はしやすいが、光がまわりにくいため撮影には注意する必要がある。
広角レンズでも狭い。

02b022005

●中央台枠上面
制動管が中央を貫いているのが確認できる。
前後台車を繋ぐブレーキ棒もないため、ハンドブレーキは後前台車は連動していない。

03b021003

●前位端梁、連結器
端梁部の台枠は傾斜している。中心ピンの蓋が見える。

05b134002


●台枠上面・端梁周辺(後位)

06b022010

●中央台枠

07b021002

08b021006

●台枠上面
梁内部の補強リブが見える。

09b023001

続く

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