スエ71

スエ71の水平テコ補足

さて、客車ネタにコメントがあり、スエ71に注目されると思ってもいなかった。

35年前に撮影した写真が、だれかのために役立つと思うと、うれしいものである。
急遽写真からあれこれと創造をめぐらすと眠れなくなって、ついつい深入りしてしまう。
これもまた楽しいものだ。
 さて、ここの2枚の写真から切り取り、もう1枚補足写真を追加することにする。
●スエ7115
外観から見ると、手ブレーキの戻しバネは見当たらない。

Fig03

●スエ7140
良く見ると、戻しバネが装備されている。
良く見ると、鎖=>引き棒=>バネ(制動主管の下)に装備されている。

Fig02

●中央梁付近に装備されると考えられる戻しバネ(たぶん?)
台車はTR-40

Fig01_2

さて、製作されている「スエ7128」はどの機構に相当するのか疑問だ。
完成したら拝見したいものです。

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スエ7115-(2)

下回りを見る。

「貨車区好き」さんからご質問のあった、手ブレーキ関係を見てみる。
●床下側面
左、台車脇にブレーキ引棒と接続ピン、緩解バネが見られる。
接続ピンから中梁とは直交して水平テコがある。
※床下が見やすいように明るく補正している。

L011513_2

●中梁下から水平テコを見る。
手前右の水平テコはシリンダーに接続している。
左側奥が手ブレーキからの引き棒につながる水平テコである。
※接続部が見えない。

L011510

●A制御弁と枝管、チリコシ
左奥、チリコシの向こう側に水平テコが見える。

僅かに接続ピンらしきものが見える。

L011509

●空気だめと水平テコ
右上手前が水平テコである。

L011514

●制御弁と空気だめを見る

L011517

左の太い布巻き管(アスベスト)が暖房主管である。

L011511

L011512

●電池箱
白い配管は電線管であろう。

L011515

L011508

●発電機つり装置を下から見る
太い管は暖房主管である。

L011507


今回は、水平テコを主に見ていただいた。
お分かりいただけただろうか。

完結

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スエ7115-(1)

救援車のスエ71形式である。
撮影日; 1980年3月,1981年8月
車 号; スエ7115、大スイ(吹田第一機関区)

戦災復旧車のだが先の7140号車と異なり種車は二重屋根のグループと思われる。
連結部にアンチクライマーが残っている。
給水タンクは撤去されている。
発電機は撤去されているが、電池は装備されている。
残念だが屋根上の撮影はできなかった。
外観、上回りから見てみよう。
●後位から見る
前位は機関車が連結されているため、後位から両側面を撮影している。
左台車付近に手ブレーキの鎖が見られる。

B012010

B012009

●車体番号

L011501

●妻面

L011502

●連結器とアンチクライマーL011503

●発電機釣り
発電機は撤去され、車軸にプーリーも見られない。

L011516

●発電機の配線端子
L011506

●床下、発電機釣り装置付近

L011504

下回りへ続く

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スエ7140-(2)

スエ7140号車の下回りを見よう。

●連結器と端梁、台車

L010403

●A制御弁装置
弁装置、シリンダーと空気だめ
水平テコは制御弁側の固定端が見える。
手前の小さいのが補助空気だめ、奥の大きいのが付加空気だめである。

L010418

●A制御弁と水平テコ
制御弁の上方が水平テコの固定端である。

L010409

L010414

●水平テコをシリンダー(空気だめ)側から見る
前方に電池箱が見える。

L010405

●付加空気だめと補助空気だめ
制動主管が大きく曲がっている特徴からスハ32等の台枠UF38と思われる。

L010410

L010404


●電池箱と制御弁、シリンダー

L010408

●端梁と台車

L010411

●車軸発電機釣りと自動切替器箱釣り

L010413

●床下を見る
手前に手ブレーキ装置のくさりが見える。

L010412


3/22追記
「貨車区好き」さんからのご質問により、以下追記
●5枚目写真の拡大(再掲載)
画面奥、台車手前に3本目の水平テコが見える。

L010405a

●同上、台車付近
本画像は掲載漏れのため追加
左側が3本目の水平テコで、左端部は手ブレーキハンドル=>鎖に接続されている
残念ながら、鎖との接続部は見えない。

L010407

追記完

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スエ7140-(1)

このシリーズでは客車のテーマを扱うのは初めてである。
それほど多くはないが、手近な形式からお届けする。

救援車のスエ71形式である。
撮影日; 1980年2月,1981年8月
車 号; スエ7140、大スイ(吹田第一機関区)

戦災復旧車のため、いくつかの種車による違いはある。
本車は、スハ32形式またはオハ35形式が種車ではないかと思われるが、詳しい資料を持ち合わせていない。
写真の枚数が多いため、2~3回で完結できるだろう。
撮影時は標準レンズであるため画角が狭く、被写界深度も狭く、ピントが甘いものがあるが、お許し願いたい。

給水タンクは撤去されている。
発電機は撤去されているが、電池は装備されている。
外観、上回りから見てみよう。
●前位から見る

B068005


●後位(手ブレーキ側)

B068006

●妻面

L010401

●連結器周辺を見る

L010402

●屋根上

L010419

●妻面を上から見る

L010420

●車体側面

L010416

生半可な私の知識より、皆さんの考察にお任せすることにし、
次回は下回りに続く

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