トキ25000

トキ25000・輪軸交換-(2)

前後の台車、反対側でも同じ作業を行っている。

●台車と車体の結合
台車を所定の位置に設置し、車体を降ろす。
台車の上に芯皿ピンが見える

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●ササエ金を取り付ける
軸受けが台車から脱出しないように「ササエ金」をボルトで固定する。

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●ジャッキを降ろす
台車と車体の結合が済み、ブレーキ引棒の連結が終わる。
妻板には、車体高さの計測結果が記録されている。

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●ブレーキ試験
単車試験器をブレーキホースに結合し、ブレーキの締結、緩解試験を行う。
定められた時間で作動するか確認する。

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●故障した輪軸
タイヤ擦傷、ブレーキが締結された状態で滑走したのだろう。
「×」印位置のタイヤに傷が見られる。
残りの3軸も何らかの傷があったのだろう。

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●輪軸を配給車に積込む
玉掛をして、天井クレーンで吊り上げる。

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配給車に輪軸を乗せる。
専用車のため、転がり防止の車止めが床に設置されている。
特にロープ等の締め付けはしない。
なお、画面右端に「転」(マル転)の票がさしてあり、転がる恐れがある荷が乗せてあることを示し、所定の検査を受ける必要がある。(当区の検査長が最終検査を行う)
このようにして、夕方の入換え作業で出区し、吹田工場へ送られる。
トキはこのあと、吹田操~梅小路操を往復の試運転を実施し、異常が無いか検査して営業に就くのである。

B033002

完結

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トキ25000・輪軸交換-(1)

無蓋車、トキ25000形式の輪軸交換作業をご覧いただこう。

車  号; トキ26317号車
撮影日;1980年12月26日
吹田貨車区臨検車庫、1、2番

トキ25000はタイヤ擦傷のため入区し、吹田工場に交換用輪軸を手配して、後日臨時検査で交換作業を行った。およそ半日に作業である。
全ての軸に問題があったのか記憶にないが、4軸同時に交換を行った。

●該当車トキ26317号車(左奥)、配給車トキ47300号車入線(右)
昼の入換えで各車が所定の位置に入線する。
トキはリフティングジャッキ手前で待機する。

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●車体のジャッキアップ
ジャッキアップし台車を抜く
芯皿とマクラ梁、側受がよくわかる。
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●台車と車輪を分離する。
台車を天井クレーンで上げるためのワイヤを掛ける。(玉掛)
すでに向こう側に新しい輪軸が準備されている。

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●新しい輪軸と軸受け鞍(クラ)
「輪軸」と台車との間に介在する「クラ」である。
計測値が書かれているが、意味はよくわからない。

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●輪軸と台車を結合する。
TR-209、円筒コロ軸受けのため、台車を上げれば輪軸は抜けるが、新しい軸を挿入する場合は慎重に4軸を同時に入れる必要がある。
各軸に人員が配置されている。
右手前の検査長が指示し、左奥の検査員が天井クレーンを操作する。
台車枕ばねは緩んで抜けないよう木製の「クサビ」が挿入されている。
TR-209の軸抜きは比較的容易だが、TR-41系の場合は台車枠を横から挿入するため、「揺れマクラ」と「側ワク」を知恵の輪のように組みながら行うため、難易度が高い。
私も一度だけ見学した記憶がある。

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●交換した台車

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続く

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