4110

2022年11月 4日 (金)

美唄2号機で遊ぶ

 ブレーキシューができてやり切った感があり、あまり手に付かない。

自作の二つ目9600の動輪を、今回改軌した50年前のものにコンバートしようとした。
ところが微妙にうまく転がらない。
元々台枠幅が異なり、横動がないだけに厳しい。
結局元に戻して整備した。

 午後からボイラーのサドルを歩み板に乗せると歪んでいるので組みなおした。
歩み板とフロントデッキを組み立てようとしたがこれも水平が出ない。
数回組みなおしたが時間切れ。

 昨夜から美唄2号機を往復し、貨車を数両牽かせて遊んだ。

2年ぶりのホッパー前に並べると良い雰囲気。
背景を北海道の風景にすると立体感がある。

そろそろ駅のセクションも走行できるようにしなければならない。

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2022年11月 3日 (木)

美唄2号機の整備

 ブレーキシューの組立に時間が掛かり、何度も手直ししたが午前中に塗装を終えた。
取りつけると下回りが引き締まって、重々しさを感じる。

ちょっとオーバースケールだった。
幅=4.5mmとしたが、4mmで、穴位置も申すこし短くすべきだった。

試運転では少し引っかかり、ギヤーがかみついたように思ったが、サイドロッドにボルトの頭が噛んでいる。
位置を調整し取付穴を長孔として前寄りに移動したら解決した。

動輪に当たらないように外寄りにしたが、ロッドに干渉する。
もう少し狭くすべきだが今度はフランジ時接触する。

やはりあると無いでは印象は異なる。

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2年前、仮設レイアウトを撤去し、石炭ホッパーセクションと高架桟橋セクションを往復できるように設置したが未開通である。
もう開通することはないだろう。
ホッパーセクションを工作室に下し仮走行した。
煉瓦倉庫は仮置きにして、撮影バックにちょうどよい。

そろそろ9600の製作に戻ろうか。

 

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2022年11月 2日 (水)

ブレーキシューを作るー(2)

 先日、途中になっ美唄2号機のブレーキシューの続き。

組立に凡そ15時間、三日目である。
部品点数は約60点、バックプレート作った時も60点3日要した。

途中、ハンガーが折れたり、どうしてもうまくいかない箇所もあった。
ブレーキシューのボルトは数個失くして作り直した。
当初は5分以上要したが、最後は慣れて2分もあれば挽けるようになる。
ピンバイスに挟んで六角形に削り、六角ナットにする。
あと、ハンガーの上部ナットを作れば完了。

直線の試運転では問題なく短絡もなかった。
水平テコは形状が不明なため、9600のものを参考とした。
シリンダーテコは2本あるので少し違う。
細かい個所は省略した。

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下回りが落ち着いて、腰高感がなくなった。
上部ナットを取り付けたら塗装しよう。

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残りは加減リンクの釣りリンクを作ればおしまい。
週末に塗装にしよう。

 

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2022年10月30日 (日)

ブレーキシューを作るー(1)

 今日は、S模型さんに電話したけれど、なかなか繋がらない。
15時頃、通じて在庫は確認でき、おおむね揃いそうだ。
不足する部品を洗い出し、発注したい。

ちょっと息抜きに9600は置いて、美唄2号機の整備することにした。

2020年初めに今の形に、走れるようになったが、ブレーキシューは市販品で使えるものは無く、いろいろ探してみた。
エコーの小型蒸気用は使えそうだが、形が異なる。

E形で5組のシューがあると思ったが、4組しかなく、第1動輪には装備していない。
つまりD型と同じわけだ。8個

 以前、OJでロスト型を作った要領で削り出した。

直径23mmに切り出した真鍮板t=1を旋盤で踏面部を薄くする。
座標で貫通穴を8個開ける。
幅4.5mm程度に切り、形を整え、最後に踏面内円を切り落とす。

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あとはハンガーを長短各4本作ればよい。
今日はここまで、約3時間要した。途中考えながら。

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2019年10月10日 (木)

4110の模型化ー(30)

 昨日塗装したが、バックプレートがうまく入らず、修正し塗装しなおした。

加減リンクがまだ未取り付け、ナンバープレートの磨き出しが残っている。
厄介なブレーキシューもどうするか・・・。
とりあえずこれで竣工としよう。

4110の製作にかかったのは、2015年7月の美唄訪問で、当初は標準型の4110のつもりだった。
台枠、ボイラー、運転室まで作ったところでとまっていた。4年前に遡る。

本格的に製作を再開したのは2017年12月の記事であるからおよそ2年である。
先輩から部品をいただいたからには完成させなければと挑んだが、製作済みのものはわずかに寸法の誤差があり、つくりなおした。
つまり最初の部品は台枠だけである。
合運という一つの目標があって、何とか完成まで来られた。

まだこれから窓ガラスや色入れがのこっている。
ウェザリングもしたいがどのように表現すればよいのか。

 運転室はコック類、圧力計、水面計を磨きだし、腰掛けにはモケットのブルーを入れた。
投炭口付近は黒が正しいが、博物館の9633号にならって茶色の錆止め色、天井は薄緑とした。
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機関支区に乗り入れて撮影した。

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客車6両を引いて登ったので索引力は充分だろう。
これを最後としたい。

なお、しばらく工作は中断し次の著作に注力したい。

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2019年10月 8日 (火)

4110の模型化ー(29)

 昨日は半日要しイコライザーを削り出した。
設計ミスも合ったが高さが足りず、無駄に終わった。

今朝は1時間あまりでイコライザーを新たに削り出したが、エンドミルの深さ方向に削ることで正確にできた。
組み立てると0.1mm単位で修正し1日かかった。
イコライザーの動きが小さくなったが、第4,5軸間のイコライザー上部がモーター台に支障しているようで、第3動輪が浮き上がる。
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昨日の走行ではモーターの発熱が有り、弁装置のロッド関節が硬く、スムーズでないのが原因と思われ、極小ピンを削り出して交換した。

このような小さいピンはできないと思っていたが、配管の継手や運転室のバックプレートを作ってから慣れてしまった。
2分もかからず1本を作れ、余分に数本作ったが飛んでしまったものもある。

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そろそろ塗装に入りたいが、マッハ模型の塗料が品切れのため、市販のラッカーを使うことにし、試しに客車の下回りを塗ってみようと思う。
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2019年10月 6日 (日)

4110の模型化ー(28)

 2週間ほど前にスマホのLINEが使えなくなった。
原因はスマホの世代が古いため、Androidのバージョンにアプリが対応できなくなったためである。
それも何の前触れもなく突然である。
何の操作もできない、情報のバックアップもできない。

しばらくLINEの通信ができないまま、メールやショートメールで対応しながらである。
画面が大きく、同じ機種を2台およそ4年近く愛用したが、ついに新機種に置き換えることにした。
ところがそのまま移行できない理由があって、現状はWI-FI環境でのみの利用となる。
それにUSBケーブルも形状が変わり、充電ができてもデータ転送ができない。
来週には環境も整備されることだろうが、しばらく不自由である。
とりあえずここに掲載する写真は従来のスマホで撮影しなきゃならない。

 4110こと、美唄2号機は前部デッキ周りの処理、空制配管補助水タンクの取付も終わった。
若干補助タンクが高すぎるので修正が必要である。

残るは返りクランク、加減リンクとエキセン棒の調整がのこる。
イコライザーの方式も決まらない。

まもなく実線投入である。

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2019年10月 3日 (木)

4110の模型化ー(27)

 合運が終わって目標が見えなくなったのか、工作への意欲が出てこない。

とはいっても美唄2号機を何とか走るようしなければならない。
合運の撤収前にエンドレスで一周したと思ったらロッドが噛み付いて停止した。
帰って分解してみると第4動輪の位相が緩んでいたのでこれが原因だろう。
火、水曜と二日間、あちこち調整したが大きな騒音がして、引っ掛かりが残る。

 位相は合ってスルスル転がるがギヤが駆動できない。
どうもアイドルギヤーが偏芯しているようで、ギヤーが噛み合ったり外れたり、歯のそこが当たり騒音と振動が発生するようだ。
二日間を無駄にして、自作ギヤーボックスを破棄して、珊瑚模型のD51用ボックスを使用することにした。
本来のジョイントを介してモーターと接続すると火室内に収まらないので、モーター軸をギヤーボックスに貫通するように改造する。

真鍮丸棒にΦ1.5の貫通穴をあけ、外形をΦ2.4のパイプ状に削正し、ギヤーを圧入する。
あとは所定に組立、古いギヤーボックスの材料をモーター台にして支持するのは従来と同じである。

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ウエイトに支障するのでフライスで欠き取った。
ここまで30分あまりである。
オテセ11000も塗装を終わったので一緒に走行した。

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特に問題もなく、スカスカと騒音もなく走ることができた。
あちこち触っているうちに、部品が取れそうになってきたのであらためて修正したい。

二日間試行錯誤しながら、結局市販部品でつくったらあっという間に終わった。
E10用に使おうと思っていたギヤーボックスを流用したので、代わりを探さなければならない。
高架桟橋に入線する2号機
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2019年9月27日 (金)

4110の模型化ー(26)

 一旦ばらして洗浄したらロッドが噛んで走らない。

修正に手間取ったが一旦ここで置くことにしよう。
明日の運転会が済んだら細かいところに手を入れて塗装になるが、まあ年内には完成できるだろう。

実際にはありえない並びだけど、北海道組の集合である。

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ホッパーにセキ1を押し込む。
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残る作業は、

・ロッド類(製作済み組立、長さの調整)
・シリンダドレイン弁取付
・前部デッキステップ
・前部デッキ~運転室空制配管(分解組立時の考慮)
・運転室屋根雨樋
・シリンダ前部空気排出弁?
・ボイラー前部補助水タンク
・制輪子等
くらいだろうか。

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2019年9月25日 (水)

4110の模型化ー(25)

 朝から8時間ほど工作したら疲れてきた。

忘れていた部品の取り付けをしようと分解したら、バックプレートの圧力計のブラケットと運転室下の空気分配弁のブラケットが折れた。
シャープに曲げようとt=0.2を使ったところで、t=0.25で作り直した。

 右側の空気溜めの取り付けに苦心し、各部が黒ずんできたので洗浄し磨いた。
左前の空気溜め、つまり手前側が残る。

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ボイラー前よりに補助水タンクはモーションプレートに支障するので、作り直すが後回し。

運転室は苦労し時間掛けた割に見栄えしないなあ。
腰掛けの布団は真鍮板からけずり出したほうが良さそうだ。
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あともう少し、

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