工作・OJゲージ

木造石炭車の下回りー(13)

長らくフライス作業もしていなくて、OJの製作もおよそ3週間ぶりだ。

今日の作業も終わりだというのに思いついたようにフライス盤の前に座った。
 
 連結器は標準的なKDカプラーであるが、「カプラーBOXが大きすぎて台枠に支障する」との意見を聞いていたが、どのように実現するかは不明確であった。
もう2週間余りまえから頭の中に形はできていて、どう加工するのか手順がはっきりしてきた。
 t=2mmの真鍮板を凸断面で中梁を挟み込み、上回りと共締めする。
おおよその寸法は分かっていたが、段差を1mmにして削り出した。
考えてみると4枚必要なことに気づいた。
穴あけの寸法を間違えて、ドリルで開けなおした。
上側の1枚はM2のネジを切り、下側はΦ2とした。後日、共締めの際にφ2に。

2018092101

実際に装着すると段差が大きすぎて浮き上がる。
段差はおよそ0.5mmくらいか。
(よく見たら連結器が裏返し、写真を間違えてます)

2018092102

久しぶりに糸鋸で薄板(0.8mm)を切ると、フライス盤に慣れて削るのが煩わしい。
これだと下側の位置決めが面倒であるし、両面凸するのが得策なのは明らかである。
連結器の摺動が固いので、0.4mm+0.4mmくらいが適当なのだろうと判断した。
適正な高さが明確でないが、線路に乗せると少し余裕があるようで、丁度よいのだろう。
片側はイコライザの強度に問題があり、若干低い。

2018092103

あとは緩衝器、バネをどのような仕組みにしようか。
引張のみか、押引両方か、もう少し検討要する。
来週から機械加工に戻ることにしたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

台風と雑作業

数日間暑い日が続いて、睡眠不足もあり工作は停滞気味である。

 
台風が過ぎ、燐家のガレージから波板が飛んできたり、古家のため雨漏りがあったり、近所でブロック塀が倒れたりと、当方には大きな被害はなかった。
 
夕方に庭を一回りしてしたが、虫の泣く音に秋を感じる。
と思ったら今頃、ゴキブリが出てきたり、蚊にかまれたり。
 
昨日は朝からシリンダー(KC203X180)を削ったが、2度も太さを間違え失敗したり。
あとはベースのボルトが残っている。(手前側)
次は難関の制御弁だあ。

2018090401

1.5mm厚の真鍮板から両面を削り出し、ブレーキ梁を作ろうとしたが微妙に削りすぎて作り直すことになりそう。

今日は台風準備を済ませて木工作を行う。
今月のイベントに持って行くため、運搬用の「キャリアー」で挟んで片手で持ち運ぼうと考えている。

2018090402

| | コメント (2) | トラックバック (0)

貨車部品の製作ー(2)

二日ほど睡眠不足でリズムが狂って眠れない。

昨夜も明け方まで起きていたが、遅い目の起床ですっきりと目が覚める。
朝からシャワーをして、工作の準備に入る。
 
貨車のブレーキシリンダーは今後も使うことが多いだろうし、原型を作ってみたい。
●実物の写真
以前にも掲示した「KC180X300」、標準2軸貨車用である。
冷蔵車などは「KC203x300」でシリンダーが太くなるが、空気ダメはそれ以上に太く見える。

19840732

図面がないのでブレーキ装置詳細図からトレースした。
製作してみると、空気ダメがもう少し太いようにおもうが・・・。

2018083001

ちょっと鋳物感が難しいし、台座にボルトを付ける関係で少しオーバースケールになる。
バランスを考えると若干太い目の方が良いように思う。

空気ダメ中央のメクラ栓と円周上のボルトは追加したほうが良さそう。

・シリンダー
・制御弁
・シリコシ、締切コック、枝管
・ブレーキテコ2種類
・シリンダー押棒
となると6ピースになるようだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

木造石炭車の部品製作

毎日フライス盤の前に座って削り出す、もう四日目だ。

昨日は疲れたのか昼寝をした。
 朝から3個作ったが、1個はどこかへ飛び、もう一個は折れ、3個目である。
貨車の連結器解放テコ受け、もう少し肉厚感があるがそうすると穴あけが難しい。
ブレーキハンドルもだが、1両に2個使うので大量生産しなけりゃならない。
とりあえず原型はできた。
あと数種類作らなけりゃならない。ああ細かい。
次は何を作ろうか。

2018082501

(追記20:00)

夕方から炭庫底板の寸法を調整して、側板、妻板と組み立てた。
隅柱のアングルを取り付けるが、微妙に寸法が異なるのを調整する。
底板の幅は図面通りで特に調整は必要ない。
妻板、側板は0.8mm厚で、ハンダの周りが難しい。
車体高さもイコライザに弱いところがあるため、若干低いようだが概ね良好。
イコライザはもう一度、フライスで削り出すことにしよう。

水洗いしたので水滴が残っている。
13mmバージョンが思った以上に小さく見える。

2018082502

| | コメント (0) | トラックバック (0)

フライス盤で加工

フライス盤の段取りもできたが、いざ加工となると躊躇していた。

ちょうど「極小リンク」が必要なので試してみる。

2018082301

6mmピッチの直のものは難しくはなかったが、扇型のは中心を決めるのが煩わしい。
最後の切り落しに1mmのエンドミルが噛みついたのか折れてしまった。
最後は切り落とさず少し残した方が良いようだ。
残り1本になったので注文しなければならない。
無理せず糸鋸で切り落とし、最後にヤスリで仕上げた。
いろいろ反省点はあるが思い通りに加工できた。

2018082302

| | コメント (0) | トラックバック (0)

木造石炭車の上回りー(4)

昨夜は珍しくよく眠れて、睡眠不足も解消したようだ。

工作の進捗は睡眠不足と連動することは確かだ。
 
早朝から工作台に座り、キット状態の部品を組み立てる。
●妻板
妻には一方に炭庫側開き戸開閉ハンドルがあり、「Ⅼ状」のハンドルが付く。
もう一方は丸型のブレーキハンドルで5本スポークである。

Dsc_0919

●側開戸ヒンジ
ヒンジの穴あけ冶具を真鍮4mm厚フラットバーから削り出す。
やや片側に寄る傾向があるので一考の余地ありだ。

Dsc_0921

●側板と妻板
ヒンジを側板下部に取り付ける。
もうすこし磨きをかけるとして。
スケールで1.7mmアングルになるが、30年前の手持ち2mmアングルを使用したのですこしゴツイ印象になる。
自分でいうのも変だが、OJの立体感はすごいなあ。

2018081403_2

●仮組
雰囲気を見たいので4枚を仮組したが、大雑把なので炭庫床板が入らない。
組立は順序を考慮し、直角冶具のようなものを用意したほうがよさそうだ。

2018081404

あと四隅にボルト2列のアングルを取り付ける。
床板との取り合いを確認する必要がある。
今日はおよそ10時間、楽しいなあ・・・。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

木造石炭車の上回りー(3)

一通り部品が揃ったが組み立てると手直しが入ったりで一進一退である。

数日前に組み立て始めているのでリアルタイムの状態ではないが、今週末には箱になるだろう。
 
ブレーキハンドルは真鍮丸棒から削り出して、スポーク状に切り出した。
16番だと自作は難しいがOJサイズでは支障はない。
数多く使用するものだからロスト型を作って量産しようと計画している。
爪車と傘歯車はほとんど見えないが、図面に描いていたので作っておいた。
 
残るは下回りの課題、
・ブレーキ装置
・坦バネ
・自動連結器解放テコ
・側開戸歯車箱、リンク
完成はもうすこしさきになるなあ。

2018081301

| | コメント (0) | トラックバック (0)

フライスの段取りー(3)

7/28の近況報告したように猛暑により工作が二週間余り中断した。

8月に入るとブログのセキュリティシステムの不具合なのかログオンできない事象が発生し、更新を中断していた。
 そのころから体調もすこしずつ戻り、暑さに体も慣れたのか毎早朝から6~7時間の工作が続いている。
とはいっても14時を過ぎると集中力がなくなり、作業は止まってしまうことが多い。
 
 工作を中断した間も工作の段取り、頭の中で検討、試行錯誤していたので再開は順調に進んだ。
 とりあえずフライス盤に真鍮の板材を固定する方法を改善しようとベークの敷板にネジ穴を明けた。
●サポートプレートと中心ピン

中心ピンにはΦ0.6の穴をあけた。

2018080701

千鳥配列でp=30mmとし、50個近い穴を貫通、M6のタップでねじを切、およそ6時間ほど要した。
達人の例では極小のネジを中心に回転されているが、小さい真鍮板を一定の速度で回転するのが難しく、回転する角度が判別しにくいので冶具を考案した。
Φ8真鍮丸棒からΦ5の段付きピンを削正し、M6ねじでベーク板の任意の場所にねじ込む。
回転台はピンに直接挿入したが、摩耗したら真鍮のブッシュを入れようと考えている。
角度表示の目盛りも考えたい。
エンドミルの代わりに先端を鋭角にしたピンを中心ピンの穴に挿入し位置決めする。
2018080702
 
●真鍮アングル(10x10)の削正
真鍮アングルの板厚を削る。
大きな力がかかるとネジ穴が破損する恐れがあり固定ボルト(六角穴付き)を十分にねじ込むようにする。
エンドミルはΦ2までとしたい。

2018080703

不注意で短いボルトを使ったのでねじを破損してしまった。注意が必要である。
消耗してきたら裏面が使えるので数年は十分に耐えるだろう。
なお、p=30mmとしたが、もう少し狭く20mmくらいが使いやすいように感じる。
必要であれば任意に追加しても良い。
とりあえず途中経過を報告しておきたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

木造石炭車の下回りー(11)

昨日は昼前まで寝てしまい工作をする気持ちにならない。

今朝は頭もすっきりしたので午前中にCADで制輪子吊りの切削寸法など描いた。
 
達人の切削方法を参考に、Φ2のエンドミルで2時間ほどかけて削った結果は、薄い板厚には削れ過ぎて幅が一定にならない。
ちょうど新しいΦ1エンドミルが届いたので削りなおした。
 
大きいエンドをくるりと回すとそれらしい形にまるく削れるが、完全に切り落とそうとすると”くびれ”ができるので注意が必要だ。
若干大きい半径で削る方が良いように思われる。
(奥側はΦ2で失敗、手前がΦ1エンドミルで削った)

208071401

くびれたのは内側に隠れる方に使えば見えないだろう。
明日削ってみることにしよう。
できないと思っていたが、やればできるもんだ、もう少し工夫が必要だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

木造石炭車の上回りー(2)

昨日は前回作ったディスク、制輪子を12度の角度をつけてΦ2エンドミルで外形を削り出した。
最初の原点とずれがあるのか微妙に外形が揃わず、個々に寸法を調整しながら切削した。
次回は一連の工程を考慮して座標をきめる必要がある。

208071101_2

制輪子とヒンジ凸を切り出した。

208071102_2

 木造石炭車の話題は1月に始まり、4月から製作している。
旋盤を購入してまもなく、フライス盤を導入するかを「森小路」さんと話していた際に「筋彫りできますよ」ということを聞いた記憶がある。
当時はPカッターで掘ろうとしていたが、定規がずれてあらぬ方向に切れてしまう時がある。
 
そんなことを思い出しフライス盤で木造貨車の「筋彫り」してみよう。
「森小路」さんの仰る方法がこのようなものか定かではないが。
 本来ならベーク板を敷くところであるが、長さ方向が足りないのでテーブルに直接クランプする。
 細いエンドミルだと先端の状態はよくわかるが、コレットチャックのナットで隠れて見えにくい。
使用できないΦ2エンドミルを旋盤に咥えてドレメルで砥石を回して先端をとがらせる。
外周を切断した真鍮板の直角、位置出しをするため精度の怪しいスコヤをテーブル上にクランプする。
真鍮板にフラットバーを乗せてクランプするが、クランプした側は作業できないので180度振り回し作業する。
位置決めが簡単なのでそれほど時間を要しない。
 
最初にエンドミルの先端を真鍮板上で”0.00”にリセットし、深さを”0.02”程度にしてテーブルを左右に送る。(エンドミルは回さず、モーターは停止している)
一旦、高さ(Z方向)を”0.00”にして次の筋を掘ると微妙に深さが異なる。
筋を一往復したら真鍮板の無いところまで突っ切り、次の溝を掘る。

208071103_2

最初は片面(外側)だけのつもりだったが、時間はかからないので裏側(内側)も彫った。
4面合わせて1時間余り要した。

208071104_2

不必要な気遣いは必要なく、位置合わせすればテーブルを一定の速度で送るだけで筋を彫ることができた。
妻板は後日彫ることにしよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧