OJゲージ工作

2019年7月19日 (金)

QCTPを交換

 注文したQCTP(クイックチェンジツールポスト)と予備のコレットチャックが届いた。
コレット用の専用ナットはまだ2週間ほどかかる。
高さ方向の寸法に不安があったが、無理なくセットできる。
 固定穴から刃物までのオーバーハングが15mmほど短くなり、安定して保持できるだろう。
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ホルダーは5個付いてきたが、突切り用のホルダーは刃物の固定する高さが合わず実質的には使えない。
ホルダーのセット、固定は今までより容易にでき高さも誤差なくロックできそうである。
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2019年7月 9日 (火)

ERコレットを装着

 物置を探したら、M12x250のボルトが3本もあった。
他にもあったが、これを使うしか無い。なんでこんなものが家にあるんだ。

軟鋼だと思うが旋盤で切ろうとしても途中で停止する。
バイトの負荷が大きのだろう、突切りや剣先で繰り返したら折れるくらいまで削れた。

M12ダイスでネジが切れるか心配だったが、30分ほど格闘しても同じところを削るだけで進捗しない。
ボルトの頭が大きのでもう旋盤には加えられないので、ヤスリで面取りを繰り返した。

1時間ほどで何とか見通しがついたので油をさしながら、バイスに挟んでダイスを回した。
旋盤でねじ切りできる技量があれば、切断するまえに切る方法もあろうが、私には無理だ。

3つ爪チャックを外し、Φ25の真鍮丸棒から削り出した台座を挟んで引きネジを入れ、チャックホルダを引いた。

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ERチャックにΦ4丸棒を咥えて回したら、目に見えてフレが少ないのがわかる。

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Φ16までの丸棒は咥えられるので、これでしばらく部品製作が楽しみだ。

こうなるともう1台旋盤が欲しくなるなあ。

明日は手が痛いだろうなあ。

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2019年7月 4日 (木)

ブレーキ装置の製作

 今朝は6時半から作業を始めている。

HOだとシリンダーと水平テコは一体になっているが、この大きさだとシリコン型が抜けないと思われる。
石炭車用に作ろうと思ったけれど、あとのことを考えて一般車用とした。
実際にはBC(ボギー中心)間距離で中間の連結棒の長さがきまるので、左右のテコを分離する。

真鍮板から切り出した水平テコ、帯板状にして穴を開け、U字に曲げ二又ねじを作る。
極細ピン、実径0.6mmを沢山削り出し組み立てた。
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水平テコの固定端の形状、セキと一般車の違い。
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連結棒は真鍮線を後付する仕様とした。
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石炭車に、一般車にも流用できる。
残るは制御弁の組み立てである。

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2019年6月13日 (木)

削りだしでチャンネル材を製作する

 1ヶ月ほど13mmの話題が続き、「OJは作らんの」と指摘を受けそうだ。

機関車の話題も久しぶりだが、テンダーのフレームを製作する。
以前より、市販のチャンネルではなく、板材から削りだしでできないかと頭の中にある。
[-5.6x1.2(チャンネル)は市販のサイズでは存在しないし、角が甘いのと剛性がないので考えていた。
真鍮薄板で曲げる方法もあるが、角がきれいに出ないし実感的でない。

Φ7快削真鍮丸棒から削り出すことにした。

●フライスのサポートプレートにクランプで締め付け、およそ半分までけずり平面を出す。

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●反対側も平面をだし、幅を約6mmまで削る。
微調整しながら約5.7mmまで削り込んだ。
残留応力なのだろう、わずかに反り上がる。

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●2本目の最後の最後、底を0.1mm削り込んだら底が抜けてしまった。
やりなおしである。
1本目=2.5h
2本め=2.0h
3本目=1.5h

3本目は両面、両幅削ったところで気持ちが折れて、およそ6時間あまりかけて今日はおしまい。
次回にへ。

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Iビームは作れるかなあ。

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2019年4月21日 (日)

石炭車の台車を組む

『三十噸積石炭車・・・』 => 申し込みのページ (残部僅少

ロスト製台車に車軸の穴をあけるが、バイスでつかめないので治具を作った。
⬜12x12の真鍮ブロックに溝を掘ってねじで仮締めするようにした。
台車の設計寸法で作ると、わずかに寸法が合わず、微調整した。
とりあえず仮組みである。
軸穴が浅く、あたりがあるのでもう少し深くする必要がある。
ボルスターの穴を基準に軸穴を決めたが、中心を出すのが難しい。

何か方法を考えなければ効率が悪い。
1日数両分組み立てられるかどうか。

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待ちかねた部品が届く

およそ一ヶ月を要して、部品が届いた。

20日は大阪で運転会に参加し、走らせる車両はないが、昨年自作したセキ1と製作中のオテセ1100を展示したら、雑誌社の取材を受けた。
日頃、メールで親交があるお仲間とも顔を合わすのは半年、1年ぶりである。
拙作の話題、買い求めいただいた方とも情報交換ができた。

発注していた部品がとどいて、開けてみた。
原型は艶があり光っていたが、ロストの地肌がつや消しで渋い。
はじめての原型製作、細かいところを観察すると改善点もあるが、組み立ててみたい。
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早速、保管ケースを買ってきて、組み立てに入ろう。

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2019年2月27日 (水)

フライス工作

 13時過ぎから7時間程作業し予定通りできた。

先般作ったサポートプレートの角度アダプターを利用する。
45度、60度には対応できた。
原点基準で45度振った角度で描いた座標で平行移動しエンドミルで削る
ポンチでケガキしたところ。
エンドミルで削るが・・・。
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別部品で。

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結局2個失敗した。

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あとは組み立てる。
 
ちょっと目の調子がよくない。
眼科へいってみようか。

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2019年2月14日 (木)

フライスの角度付き研削

デスクトップパソコンのHDD交換、データの移行も、思ったより早く終わった。

以前、新品で4個買ったHDDが2週間後に2個故障した事例があったので1か月ほど様子を見てみよう。(店の保証は2週間)
 
 平面上で角度付きの部品を削る必要があり、三角定規等を利用して適当な角度にバイス固定していたが、ボルトの穴位置に制約があった。
 
以前から使用しているサポートプレートとピンを利用し、バイスを固定したベーク板を回転できるように加工した。

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 中心ピンは依然以前作ったものを使用し、15度単位でボルト固定できるよう貫通穴をあける。
ボルト2本で固定するが、多少の誤差は無視する。
15度~75度まで変化できれば大抵のものには対応できるだろう。

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φ1~2のエンドミルで、大きいものは削れないし、角度の誤差など課題はあるが使い勝手はよくなるだろう。
ひとつ課題が解決した。

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2019年2月11日 (月)

ブレーキシューの製作

 今日は久しぶりに朝9時から工作をはじめ、9時間ほど作業した。およそ2か月ぶりだろう。

 
真鍮板を切り出しフライスで切断個所をフライスでマーキングし、旋盤で外周と内径(踏面)を削りだす。
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フライスに位置決めするため、M6=>M3のアダプタを旋盤で挽いて製作する。

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位置決めピンとM3ねじで角度を決め、クランプする。

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必要分2個を切り出し、残りは2軸貨車用「甲」に後日利用する。

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こんな具合だろうか。仮に置いたのでちょっと歪んでるが。
タイヤに触れるとショートする恐れがあるので、摩耗して薄くなった感じにしたが・・・。

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丸棒のハンガーも表側だけ、裏側は何もない。
これで一段落、加工の段取りに半分くらいの時間を要しただろう。

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2018年11月30日 (金)

制御弁の工作

 機械工作は1か月ぶりだ。

懸案の作業に思ったより時間を要し、1.5日と考えていたが3日以上掛かってしまった。
普段よく使用する真鍮丸棒Φ5が残り少なくなってきた。
Φ1~3程度も快削材の手持ちがなく、Φ5から削り出すので時間がかかる。
 買い物にいったついでにコーナンに寄ったら、Φ5と4の1m長の在庫があった。
快削なのか不安だったが、帰ってから糸鋸でサクサク切れて安心した。
これでしばらく工作には困らない。

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合運のあとは高架桟橋の工作にばかりで、機関車も進んでいない。
明日から12月になるし、少しはOJの工作も完結しておきたい。
 1か月前に1度製作したが、微妙に寸法があわず、嫌になってしまった。
もう一度寸法を見直し、組み合わせる。
あとは枝管の継手が残っている。
今日はここまで、およそ1時間要した。

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友人のパソコンの調子が悪いので、あすはメンテナンスに行ってこよう。
年内に別の1台も見に行かなければならない。遠いところばかり。

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