木造石炭車の下回りー(22)
バックプレートを、今まで作ったこともない工作で細かい作業に疲れた。
およそ一ヶ月前に発注したブレーキ装置のロスト部品が先週届いた。
今になって問題点が発覚して、やる気も失せていたが思い直して組んでみる。
今までの部品と違って、部品以外の湯口が占める割合が多く、細く繊細な箇所がある。
分離して細部を仕上げるの時間がかかる。
これで2軸車1両分、この3軸貨車は中間軸にブレーキ装置を持たないので同様だ。
切り離し向かい合わせに並べたが、ちょっとここに問題点があるが、たぶん気づかれないと思う。
左右の吊り角度が微妙に違うように作ったが、よく考えたら対象型が必要なことに気付いた。
並べてもわからないくらいなので、このままで試すことにする。
原型はシリコン型製作時にバラけて返却されたので、もう一度対象型を作ってもよいがコストが掛かる。
右端のは切り落とした湯口と補強部材である。
いざ組み立てようとする空中戦では時間がかかる。
修正を繰り返しため、治具が必要と思うが1両分だけならよいか。
30分ちかく格闘し、仮組みとした。
間隔が広いので引棒の長さを調節すれば良い。
実際には中梁から垂直てこを吊り下げる部品が必要で、一体とするのは強度の点で難しい。
3軸車用としたが、ワム1や3500、スム等の旧型貨車には使えるだろう。
使えることが確認できてホッとした。
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