木造貨車

木造石炭車の下回りー(12)

課題だった木造石炭車の下回りにもどろう。

まだ暑くなる前に喫茶店で模型談義をしていると、3軸貨車がスムーズに脱線せずに走るのかという話題になった。
 大先輩のKさんの2軸車の作品では、りん青銅の板バネを使うのが常のようだが、3軸となるとどうなのか。
というわけで坦バネの製作も止まっている。
6組、12枚づつ、72枚の板ばねの端部を△状にそろえて切断する手段が思いつかない。
同じ作業を72回+α繰り返すしかないか。
 
暑くて工作が止まっている間も、寝る前もこのことが頭から離れない。
このような事例には「ロンビックイコライザー」なるものがあるらしいが、台枠が強固にできているのが条件で、3軸車になると複雑だ。
 というわけで、イコライザーを組み込めないかCADで検討しながら作ってみる。

2018081001

片方の1軸は左右の軸を台枠上にイコライザーの支点を設ける。
残りの2軸を台枠の内側に隠れるように、左右に仕込む。
この二つは真鍮アングルから削り出したものを台枠上に固定し、約1.5mmの隙間にイコライザーを差し込んであるだけで、固定はしない。
つまり支点は『 ⌒ 』状に接するだけである。
3点支持というのだろうか。
高さ調整は削りながら微調整するのが煩わしいが、経年変化も少ないだろう。
まだ未調整だが、このように。

2018081002

ブレーキ装置の製作が残るが、早く形にしたいので上回りに入ろう。
キット状態だが、まだヒンジはできていない。

2018081003

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ワム1・スム1

吹田貨車区の技術資料からお目にかけよう。

100本ほどのネガが倉庫から出てきて、しばらく借用して暗室でプリントしたのは35年も前のことである。
当時、自分でプリントしたものをスキャンしたのであまり状態はよくない。
 
 木造無蓋車のワム1形式と鉄製無蓋車のスム1形式である。
仕立て検査の手順書、今で言うマニュアルに利用するために撮影したのだろう。
検査掛の姿勢が何かオーバーアクションに感じる。
下回りの状況がよくわかる。
当時の車両は踏段の位置が高く感じ、入換えの作業員も大変だと思うが。
昭和34年頃の吹田操車場構内で撮影されたと思われる。
一般的にワム1形式は、3500形式などと同様に鋼製側柱(アングル、チャンネル)であるが、木製の柱なのが珍しい。
●ワム1676号車
Scan001
●スム3892号車

Scan002

一連の資料写真にワム3500形式があるので、準備できしだい掲示したいと考えている。

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ワブ3(加悦鉄道)

加悦鉄道木造貨車のワブ3である。

詳しい経歴は省略するが、大正5年製と説明がある。
松葉スポークを装備している。
撮影年月日;2008年10月27,2015年10月17日,2016年10月16日
撮影場所;加悦鉄道公園
●外観
2008年は広い場所に展示され、全体が見やすい。

P1000760

展示場所が変わり、撮影しにくい。

Pro15656

Pro15655

●引戸

Pro15678

●引戸錠

Pro15677

●連結器緩衝器、端梁

Pro15675

●走り装置、軸受

Pro15674

●ブレーキ装置

Pro15673

Pro15672

3度も訪問しているが、満足できるものではない。
今週末に行く予定なので、撮り直しておきたいと思う。

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