マヤ43

マヤ43(マロネ41改)ー(1)

「列車係訓練車」、マヤ431号車である。
種車はマロネ41形式で、昭和49年(1974)に高砂工場で改造、晩年はJR東日本で保存の予定だったが1990年代に廃車されている。
宮原客車区にはマヤ432号車が存在したが、窓配置が若干異なる。

寝台車から訓練車に改造されたが、長い間、宮原客車区で保管され、訓練に使用される機会は少なく、この形式の存在も知らなかった。

  私の推測だが、労使間の何らかの協定(今風にいえば大人の事情)によるものか永らく宮原客車区で保管され、昭和53年頃に吹田貨車区に配属、貨車区の廃止まで年数回の訓練に使用された。
 寝台車の現役から引退後、改造を受けたが、吹田貨車区にくるまでは検査期間を延命するために休車、解除を繰り返している。(妻部の項参照)
 
当該形式の詳細写真は100枚近くあり、そのまま掲示しても各機器部分、相互の関連性が判断しにくい。
とりあえず外観全景と屋根部、妻部を選考して掲示したい。
 
私自身、国鉄退職までの数年間を共にした思い入のある車両のため、別の機会に詳細な解説をできればと考えている。

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形式番号; マヤ431号車
撮影場所; 吹田貨車区
撮影年月日; 1978年~

●外観
普段は4番線(建物の手前)か5番線に留置されることが多く、全景を撮影できるのは入換え時または交番検査時に限られる。
1979年8月の全般検査時、塗装が青15号から20号に変更されてからである。
黄色い帯が追加された。

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別の日に撮影したモノクロである。
手前ドアの妻側に沿うように手ブレーキハンドルが、垂直に設置されている。
雨どいがこの時期車両の特有の形状である。
深い屋根が特徴で、屋根布張りである。

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●後位側
交番検査時に車庫内で撮影しているため、露出が不足し、眠い画像になっている。
デッキ側から見る。
デッキ寄り、幕板部に信号炎管のカバーが増設されている。(訓練用)
戸閉め表示ランプが確認できる。

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●前位側
ホロは撤去され、尾灯が増設されている。
貫通路内に物置が見える。
雨どいは妻面に設置されている。

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●妻部(前位)
全般検査入場前、1978年12月頃、塗装は青15号である。
交番検査票入れのまわりに、使用休止期間が記録されている。

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●屋根上
屋根上が見える機会は少なく、交番検査後に2階廊下の窓から撮影した。

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●空気調和機
空気調和機(凝縮機は床下CU1)
ボルトの取り付け状況がよくわかる。
妻ステップから登る際の取っ手が見える。
旧男子WC、洗面室窓上に信号炎管カバー、戸閉め表示ランプがある。

L011628

次回へ続く(時期未定)

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